男性恐怖症(陰キャでもある人)だけど、演技で色々大丈夫だったりじゃなかったり,,,(;^ω^)【d!】 (ページ23)

今日:12 hit、昨日:5 hit、合計:8,148 hit

ci)「好きすぎてやべぇ...」ﾎﾞｿｯ　　　『ん？』ページ23

ci視点

『...』
「んー..んー？？？」
今俺とAは映画のＤＶＤレンタル屋に来ていた。
あの後、ホラー系ということに決まったが、Aの部屋になくて..
まじまじと目を細めて見たり、かがんで悩んでいる姿が
とてつもなく子供に見える。

幼稚園児のころ、俺は一人で砂場で遊んでいた。
そんな時に
「ねぇねぇ！」
そう言って俺の後ろ頭をつついてきた。
俺が振り返るとAは急に頭突きをかましてきたのだ。

＿

『いた..い..』
ホントに痛い...痛い..急になんだろ...いじめかな..
そう思いながらもその子を見れば、いたずらっ子のように
笑っている女の子がいた。
「ねぇねぇ！何してたの？」ﾆｶｯ
『え...おやまつくってた..の..』
「へー」ｽｯ

「私もやりたい！お友達ね！」ﾆｺｯ
『...え？』
..どぉゆうことなんだろ...
「だーかーら！お友達！ね」ﾆｯ
『...、う..ん』

やんちゃな子かと思った。
鼻先にかわいらしい絆創膏を付けるくらいだ。
何日か経ったら保育園の先生に笑われた。

「何が可笑しいのかな..？」ｺﾞﾛｯ
『んー..わかんない』ｺﾞﾛｯ

＿

あれからというものAのことが好きになったんだよな..
「ん？どうした？..おーい？」
『あ、すまんなぁｗぼけっとしてたｗ』
こうゆう鈍感なところは昔から変わらへんな..
「これどうだ！！？」ﾊﾞｯ
『ん？え、バイオハザード？』
「うん！」

..笑顔には負けてまうな...俺..
『よし、それにしよか』ﾆｯ
そう言いながら俺はAと手をつないだ。
指を絡ませて＿
「..？チー君..どしたの..？指絡ませて..」
『んー？一緒に居たいから』ﾆｺｯ
「おぉ！私も！よっし！私も絡ませてやるーｗ」
そしてレジへと向かう
俺のこと友達としか見てもらえてない...とかだったら..
ちょっと寂しいな。
そう思いながら店を出た俺らは家まで帰った。