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________ポツリ…ポツリ…



外ではザーザーと雨が降っている
僕は水滴が落ちるのをなんとなくボーッと見続けていた



A「まごへー!」


孫兵「あ、A」




びちゃびちゃと遠慮なく水たまりを走り抜け
傘を持ちながら走ってきたのはAだった


少しだけ、髪が濡れてしまっている




A「まごへーはこんな所で何してるの?まごへーの家はもっと遠いでしょ?」


孫兵「ほら、この雨だろう?なかなか帰れないんだ」


A「ふーん…じゃあ、まごへーが寂しくならないように一緒にいてあげる!」


孫兵「…ありがとう」




ポツリ、ポツリの雨が滴る
Aは僕といて何が楽しいんだろう

ずっと笑っている気がする




A「あ!そういえば、前に森で拾った毒蛇、怪我はよくなったの?」



孫兵「うん。だいぶ良くなったよ。だけど、みんなにバレちゃうといけないから、まだお外には出してあげられないんだ」



A「そーだね。ここの人たち、みんな毒蛇とか毒虫嫌いだもんね」



孫兵「あんなに可愛いのに。嫌う意味がわからない」



A「アハハッ、そーだね!」




僕の話を聞くとみんな僕を君悪がった
だが、別に乱暴されてるとか暴言を吐かれたりとかはない




『触らぬ神に祟りなし』




いつだか、大人の男の人が言ってた言葉

終わり←否定しません12



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作成日時:2017年8月28日 12時

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