恋する、季節です…

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流星;あ、そーいえばさ、俺と恭平の家の間に引っ越してきた人いるじゃん。


恭平;あ、ちょっと前ね。


駿佑;あー、ばあちゃんの家の裏の家か。


流星;でさ、僕のお母さんが言ってたんだけど、中学生っぽい子が引っ越してきたって言ってたんだよね。


恭平;あ〜、俺の母さんも言ってたわ。なんか、「超絶可愛い」って。ありあるわけねーのに。


流星;そう！僕のお母さんも言ってたよ。めっちゃ可愛いって。


駿佑;けど、二人の家の間じゃないけど、起きてるじゃん。漫画みたいなこと。


流星;だわwだから、案内してるんでしょ。ねー、恭平。


恭平;なんだよ。照


流星;wwwてか、（人1）？どーしたの？


（人1）;え？いや、広いなーって。こりゃ、覚えらんねーや。っていうね。


恭平;大丈夫だろ。ぐるぐるしてれば、誰かに会うだろ。


（人1）;だね。てか、何話してたの？全然、聞いてなかった。


流星;あ、あのね、僕と恭平の家の間に引っ越してきた子がいて、その子は僕と恭平のお母さん曰く、可愛いんだって。でも、僕たちは信じてないの。でもね、今、僕たちのクラスに（人1）が来て、漫画みたいだねーって。で、恭平は、可愛い子がク…


恭平;流星！それ以上はいいと思うけどな〜。な、（人1）？


（人1）;えー、気になる。てか、私、思ったんだけど。


駿佑;ん？


（人1）;たまたまかもしれないけど、私の家の右隣は「大西さん」で、左隣は「高橋さん」なんだよね。


3人;…………………ははははははははは!？!?!?!?!?!?


（人1）;いや、たまたまかもって。高橋も、大西もよくある苗字だし。うん。


駿佑;ちょ、ちょ、ちょっと待った。家の前に、桜の木がありますか？


（人1）;あ、桜かはわかんないけど、大きな木の隣にベンチがある。


駿佑;確実じゃん。え、俺、信じられないんだけど。


流星;………僕、やっと頭が追いついてきた。もし、（人1）が僕と恭平の家の間に引っ越してきてるなら、矛盾はないよ。


流星;僕と恭平のお母さんが言ってたことも、わかるもん。


恭平;…………。


（人1）;ねえ、恭平くん？あ、名前で呼んじゃった。高橋くん？


恭平;な、なに？


駿佑;wwwww恭平、こっちの世界に戻ってこれてない。


流星;恭平！！！


恭平:わ。びっくりした。驚かせんなよ。


（人1）;ふふ。


駿佑;こんなことって、起るんだな。


（人1）;だね。でも…

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