24 ページ25
翌日
先生:大西、今日も頼んでいいか？
流星:あ、はい！
〜放課後〜
流星:（人1）、ちょっといい？
（人1）:え？うん。
in誰もいない教室
流星:いきなりごめんね。
（人1）:ううん、大丈夫。
流星:あのさ、今日、僕、学年委員の仕事があって帰りが遅くなるの。だから、これ。
流星:僕の代わりに、恭平に届けてもらってもいいかな？
（人1）:うん。いいよ！それを言うためだけにここまで来たの？
流星:うん。だって、バレちゃうじゃん。
（人1）:ありがと！
流星:ううん。大丈夫。僕こそ、ありがとう。じゃあ、よろしくね！
（人1）:うん！仕事、頑張ってね！
in恭平の家の前
｟ピンポーン｠
瑠美:はーい。
（人1）:佐倉です。
瑠美:開けるから、待ってて！
（人1）:はーい。
｟ガチャ｠
恭平、（人1）:わ！！！
（人1）:！！！え？？？
恭平:なんだ、（人1）か。
（人1）:え、うん。私だけど。る…瑠美さんは？
恭平:いや、俺、母さんに「恭平の知ってる人だから出て〜」って言われて。で、出たらオマエだった。
（人1）:あ、そうゆうこと。いやー、びっくりした。
（人1）:てか！大丈夫なの？
恭平:あ、おう。大丈夫。ただの微熱だから。てか！プリント届けに来てくれたんだろ？
（人1）:あ、うん。はい。
恭平:サンキュー。てか、流星は？仕事？
（人1）:うん。
恭平:そっか。わかった。ありがとな、プリント。じゃあな。
（人1）:あ！
恭平:なんだよ。
（人1）:あの、昨日も高橋くんの家に来たんだ。
恭平:あ、そーだったん。わり、寝てた。
（人1）:ううん。全然。それでね、昨日。その…
恭平:なんだよ。気になる。
（人1）:学校休んだ理由、聞いた。喘息だってこと。
恭平:……何で知ってる！！！｟グイッ｠誰から聞いた！！！どこで知った！！！おい！！！
瑠美:恭平！！やめなさい！！
瑠美:（人1）ちゃん、大丈夫？
（人1）:あ、はい。
恭平:ごめん。
瑠美:私が話したから。
恭平:はぁ？なんで。意味わかんねぇ。
瑠美:恭平、（人1）ちゃんのこと、信頼してないの？
恭平:そういう問題じゃねぇし。
瑠美:そういう問題でしょ？
瑠美:こうやって毎日プリント届けに来てくれて、昨日だって（人1）ちゃんがどれだけ真剣に話を聞いてくれたと思ってんの？覚えてないかもしれないけどね、そばにいてくれたんだよ？喘息持ちって知っても、来てくれたんだよ？それなのに、そんなこと言っていいの？
恭平:……。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
永瀬の眉毛 - 面白いです！更新待ってます！ (2018年3月15日 11時) (
レス) id: 391e47d0bf (このIDを非表示/違反報告)
きょへ(プロフ) - 、さん» 教えて下さり、ありがとうございます。そして、評価していただきましたか？ありがとうございます。 (2018年2月19日 22時) (レス) id: a90ff4bd4d (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2018年2月18日 17時) (レス) id: 66363082ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きょへ | 作成日時：2018年2月18日 16時
