【おそ松さん×文スト】むつご弟子入り計画！in探偵社2（合作） (ページ1)

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入社おめでとう（？）ページ1

チョロ松side

なぜか壊れたロボットのように笑い続けているその男の顔は相変わらず端正な顔立ちで、白い透き通った肌をしている。常にやわらかい笑顔を浮かべていて近寄りがたい雰囲気を醸し出していたその男が、こんな風にカラカラと笑っているところを見れば、大抵の女子はそのギャップにメロメロだろう。童貞でもわかる。

与謝野)「何だいいきなり笑い出して。気色悪いねェ。」

まぁこの方は違う様だが。

そしてカラカラと笑い続けていたその男…太宰さんは笑いすぎて出てきた涙を人差し指で拭い取り、柔らかい唇を動かしてこう告げた。

「……合格だ！」

「「「「「「……は！！！？？？」」」」」」

太宰)「いやぁ、実にすばらしかった！君たちの面白い入社試験を見させて気づいたよ。この探偵社に足りないのはポジティブな考えだ！！君たちはその才能がある！！素晴らしい人材じゃァないか！！」

敦)「え、えっと…この仕事にポジティブな考えなんているのでしょうか…ポジティブだとかえって狙われるのでh」
太宰)「いーのいーの。ですよね社長？」

「「「「「「社長！！！？？？」」」」」」

すると、コツ、コツという音と共に、いかにも怖そうな顔立ちの人が出てきた。

社長)ギロッ

こ、ここここ怖いいいいい！！！！！

社長)「六つ子よ。よく聞け。君たちにはこの地、ヨコハマを守るこの『武装探偵社』に入社する権利を得た。この国の平和と民の安全を守って欲しい。」

…えぇ、この人何言ってんのー…

トド松)「…もし…断ったら…？」

社長)「太宰。」

太宰)「はいはーい。おでん代、与謝野先生の服代、偽爆弾代、その他設備代などもろもろ含めて、……えーっと。1695432円だね。これ払ってもらうことになるけど……ニートなのに借金負っちゃう？」

チョロ松)「詐欺じゃん！！！！！」

太宰)「んー？そんなことないよー」

このイケメンがああ！！

一松)「…俺は入る。」

トド松)「え！？一松兄さん！？」

一松)「どうせ詐欺師にやられたんだし、ゴミクズはここで身を削って金になったほうがマシでしょ。」

十四松)「あはは！！一松兄さんが入るなら僕も入る！！」

トド松)「十四松兄さん！！？？」

おそ松)「俺も入ろっかなー。なーんか楽しそうだし。」

カラ松)「フッ…俺のブレインが蘇る予感がするぜ…！」

トド松)「おそ松兄さんにカラ松兄さんまで…！！怪しいと思わないの！？いきなり連れ去られて詐欺られたんだよ！？」

続きます