2話 ONEPIECEの世界へ ページ6
カマ神はカリカリと頬をかき、視線を逸らしながら、言いずらそうに答えた。
貴「...？」
神「えっと...ね...雪崩に...巻き込まれて...」
やはりというか、信じたくなかった事実に、冷や汗と動悸が止まらない。
巻き...は...？
貴「死んだ...の？」
神「う...うん...」
膝から崩れ落ち、勝手に涙がポロポロと出てくる。そんなウチにカマ神は元気づけようと提案をしてきた。
神「なんか...ごめんね？...だからアタシねアンタのこと可哀想だと思って兄代わりをしてくれそうな人を見つけたのよ！だからアンタにはそこに行ってもらうわ！」
" 飼っていた犬が死んだなら、また新しい犬を買えばいい " 、そんな酷い提案をしてきたコイツにまた目を丸くしてしまった。
ふつふつと腹の底から怒りが湧き上がってくるのがわかった。気付いた時にはカマ神の、襟を掴んで怒鳴っていた。
貴「ふざけんなよ！！ウチのお兄ちゃんはあの人しか居ないの！！！！」
カマ神は、驚いたような顔をしたかと思うと、すぐに申し訳なさそうな顔になった。
神「そうよね...分かってるよ でもアタシとて、理に反する事は出来ないの ごめんなさい 分かって。」
その、本当に申し訳なさそうな顔に、ウチの頭は冷静を取り戻し、襟を離した。
貴「...わかった、ごめん...で、何処に行くの？」
神「" ONEPIECE "よ」
オカマの人がどこかで聞いたような言葉を、口にした。
貴「ワンピース...？服のこと？」
神「は？何でそうなんのよ！アニメよ アニメ！１回くらい見た事あんでしょ！」
貴「アニメ...あ アレか あるよ 知ってる」
どこまで見ていたか忘れたけど魚人島までは見ていた気がする。
神「良かった...知ってるのね...これで知らないって言われたらどうしようかと思っちゃった」
オカマの人がふぅ と安心の溜め息をつく。
貴「そのONEPIECEの世界にウチが行くの？」
神「そうよ さて じゃあもう行ってもらいましょうかね！じゃ行ってらっしゃ〜い」
カマ神が行ってらっしゃい、と言うと徐々に体が消えていった。
――――――
やっと本編始まりますw
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ニコニ娘(プロフ) - 明石蓮さん» コメントありがとうございます！好きと言って貰えて嬉しいです！ 言葉選びが下手なんで所々おかしい所がありますがこれかも見て頂ければなお嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年11月26日 19時) (
レス) id: 155022e5bf (このIDを非表示/違反報告)
明石蓮(プロフ) - 初見失礼します。この作品好きです！更新頑張ってください！ (2020年11月26日 17時) (レス) id: 47f87a13db (このIDを非表示/違反報告)
ニコニ娘(プロフ) - Vlllalさん» コメントありがとうございます！可愛いショタマルコの話はしばらく続きますよ！ (2020年11月14日 6時) (レス) id: 155022e5bf (このIDを非表示/違反報告)
ニコニ娘(プロフ) - 凛月さん» コメントありがとうございます！続きが気になるだなんて照れる！めっちゃ更新遅いですが頑張って書いていきます！ (2020年11月14日 6時) (レス) id: 155022e5bf (このIDを非表示/違反報告)
Vlllal - マルコ天使かな？(洗脳)更新頑張ってください！ (2020年11月11日 22時) (レス) id: f04ae3ef47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニコメ | 作成日時：2018年3月10日 13時
