1話 オカマの神様 ページ5
菫は、目を覚ました。しかし、視界に広がるのは暗闇。まるで飲み込まれたかのような...ここは何処なのだろう。身体がふわふわするような気がする。
そうだ、お兄ちゃんを探さないと。1歩踏み出そうとした所で、どこからともなく声が聞こえてきた。...兄ではない 知らない声だ。
？「...ーい」
この声は誰なのだろう。返事をしようとしたが、声が出ない。
？「ね ーー...て」
だんだんその声は大きくなり、意識がハッキリしてきた。
重い瞼をを少しずつ開ける。
貴「.....ん？...」
？「あ 起きた」
うっすらと目を開けると、不思議な格好をした人間が、顔面どアップで菫の顔に近づけていた。
貴「ﾋｯ...！」
？「ｸﾞﾌｯ！」
あまりに唐突だったため、思いっきり顔面に顔パンをしてしまった。不思議な格好の人は鼻を押さえ、痛そうに顔を歪めている。
？「いったーぁ んもぅ急に殴んないでよー」
貴「え？ あ すいません...びっくりして...」
不思議な格好をした人は、立ち上がり鼻を抑えながらこちらへ向かってきた。
？「まっ 顔近付けたアタシも悪いわごめんなさいね」
貴「あ...はい」
ぼやけた視界を擦り、視界がはっきりしたところでもう一度不思議な格好をした人を見つめると、その人はロングヘアーのカツラを被り、濃い化粧をしてスカート履いたおっさんという、明らかに誰が見てもやべぇ奴だと言うのはわかった。
貴(何、このやばい人...)
？「どうしたの？....もしかして見とr 貴「それは無いです」
変なことを、ほざきだすおっさんに堪らず、遮る。コホンと咳をして取り敢えず、今思っていることを、このおっさんに質問してみた。
貴「...とりあえず...あの...ここ何処ですか？後 誰ですか？」
神「アタシは神 でここは天国よ アンタは死んだの」
神？いやいや何言って...あれ、さっきこの人死んだって言った...？誰が...ウチ？
"死んだ"その、聞き捨てならない言葉に目を丸くし、動揺しながらおっさんの事を見る。
貴「は...？死...？な...なんで？」
神「あら？覚えてない？アンタあのちっちゃい山小屋の中で寝てそのまま死んだのよ」
ああ...そうか、そうだ あそこで寝てしまっていたんだ...でも、そしたらお兄ちゃんは...？ウチは顔を上げ、食い気味におっさんに兄の行方を聞いた。
貴「ね！オカマの人！お兄ちゃん お兄ちゃんは！？」
神「(オカマの人...)お兄ちゃん？...あぁ...あの人ね...」
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ニコニ娘(プロフ) - 明石蓮さん» コメントありがとうございます！好きと言って貰えて嬉しいです！ 言葉選びが下手なんで所々おかしい所がありますがこれかも見て頂ければなお嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年11月26日 19時) (
レス) id: 155022e5bf (このIDを非表示/違反報告)
明石蓮(プロフ) - 初見失礼します。この作品好きです！更新頑張ってください！ (2020年11月26日 17時) (レス) id: 47f87a13db (このIDを非表示/違反報告)
ニコニ娘(プロフ) - Vlllalさん» コメントありがとうございます！可愛いショタマルコの話はしばらく続きますよ！ (2020年11月14日 6時) (レス) id: 155022e5bf (このIDを非表示/違反報告)
ニコニ娘(プロフ) - 凛月さん» コメントありがとうございます！続きが気になるだなんて照れる！めっちゃ更新遅いですが頑張って書いていきます！ (2020年11月14日 6時) (レス) id: 155022e5bf (このIDを非表示/違反報告)
Vlllal - マルコ天使かな？(洗脳)更新頑張ってください！ (2020年11月11日 22時) (レス) id: f04ae3ef47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニコメ | 作成日時：2018年3月10日 13時
