キョウダイアイ【N.K】 (ページ13)

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横でもぞもぞと動いた気がして、目が覚めた。

朝起きたら好きな人が横にいる。

この幸せと喜びは、昨日の今頃の私には予想もつかないことだろう。

やっぱり近くで見てみるとカズの肌は真っ白でスベスベで、キレイ。

女の私が憧れるほどキレイ。

なんか寝顔かわいいなと思ってスヤスヤ眠るカズの顔を起きないようにそーっと触ってみる。

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「寝込み中の彼氏襲うなんていい度胸だね。おねーさん。」

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バッっと手首を捕まれて、ヤバイと思った頃にはひっくり返されて、覆い被さってるカズと天井が視界に入っていた。

「…カズ…？」

和「んー？笑」

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顔は笑ってるけど目は笑っていないカズ

目が笑ってないと気づくとちょっと怖くてぶるぶるって身震いする。

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和「おねーさんが誘ってくるから俺こんなことなっちゃったー。笑」

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ニコニコしながら私の太股に押し付けてくるカズは悪魔だ。

今度は鼻歌を歌いながらTシャツの裾から手を突っ込んでくる腕をパチンと叩いてベットから降りる。

夜服着せなきゃよかったーって呟いてるカズを部屋から追い出して急いで服を着替えた。

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