えっと…26 ページ26
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結局、グリムくんは最後まで渋ってはいたが、捕まってくれた。監督生くんには、バニラアイスを奢って貰うことにした。これくらいなら、お母様には怒られないかな、
ユウ「ビュッフェ形式とかクッソ洒落てんね。」
『そう、かなぁ』
監督生くんが食堂を見渡している中、グリムくんは食べたいものを次々に上げていく。大きな声に、さすがにエースが突っ込んだ。
グリム「ユウ！！オレ様、鶏肉のグリルがいい！！最後の1個なんだゾ！！」
食い気味に取って欲しいものを伝えるグリムくんに、監督生くんが呆れながらも了承した。グリムくんは浮かれながらふよふよと空中を浮遊する。丁度その時
『あ、危なっ』
ドンッ
先輩A「あ〜〜っ！？おいテメェ！！お前がぶつかってきたせいで、パスタの温玉が崩れちまったじゃねぇか！」
先輩B「おーいおいおい、ぷりぷりの温玉を崩すのはカルボナーラの1番の楽しみだぜ？
どう落とし前つけてくれんだよ！？！！」
『っ！？』
突然大声を出されて、びくっと肩を跳ねさせた僕。お願いだから喧嘩しないで。
多分先輩方が、慰謝料を請求してくる。もう既に僕は不安でいっぱいだ。今すぐに逃げ出したいくらい。
「ちょっと裏来いよ！！」
『え、エース……どうしよう…』
エース「大丈夫だって。Aに手は出させねーっつーの。」
ユウ「ふはっ、口説いてやんの笑」
エース「うっせ」
こんな状況下でも、ふざけ合っていられるのはさすがエース達だなぁなんて考えながらも、打開策を考える。デュースが割って入っていく。
デュース「せ、先輩、校則に魔法での私闘は禁じると…。」
先輩A「私闘〜〜？これは先輩から後輩への教育指導ってヤツだよ！」
先輩B「歯ァ食いしばれ！！」
あまりこういう場面に遭遇したことが無いから、不安と恐怖で思わず後退る。少し前にエースと監督生くんが出て、僕を庇うように立った。
や、優しい……
始まってしまった私闘に、あわあわとしながら見ていれば、エースが何もしなくていい、と笑った。
確かにデュースとグリムくんの方が優勢で、先輩方は押され気味。案外簡単に勝負がついた。
グリム「口程にもねーヤツらなんだゾ！！おととい来やがれってんだ！」
グリムくんが去っていった先輩方の背中に向かってそう声をかけた。
そこでエースがランチにしようと言い出したから、それぞれ食べたいものを選んで席に着いた。
続く (更新停止中)
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ディアソムニア大好き - 更新楽しみにしてます！ (5月31日 21時) (
レス) @page26 id: 32c154531a (このIDを非表示/違反報告)
たると(プロフ) - 凄く面白かったです！！もし良ければ更新お願いします！！ (2023年1月11日 0時) (レス) @page27 id: d035d348ec (このIDを非表示/違反報告)
るぅせくん(プロフ) - そーだだおさん» あ、もちろん！！絶対スケモン書きます！！ (2021年11月12日 0時) (レス) id: 56b69d7d9a (このIDを非表示/違反報告)
そーだだお - スケモンみたい...Booo弟くんにしてほしい！ (2021年11月12日 0時) (レス) @page26 id: b62b3a7923 (このIDを非表示/違反報告)
るぅせくん(プロフ) - あいすくりぃむとちょこれぃとさん» あ、ゴスマリも書きます。🍰貰います。いただきます。 (2021年11月11日 1時) (レス) id: 56b69d7d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珀 x他1人 | 作成日時：2021年7月4日 13時
