45話 ページ22
登り終わって寺坂くんが
私に話しかけてきた。
寺「なんだよその服。
制服みてぇな格好は」
『ああ、これ？処刑人の服だよ。
夏服になるように私がアレンジしたけど。
それにここにカジノみたいなところがあれば
侵入することだって可能でしょ？』
業「リアも考えたねー」
烏「中にはいるぞ」
ドアのロックは律が開けてくれた。
ロビーには大きなグランドピアノがあった。
前の私なら弾けたけど今じゃ無理。
どうすれば…
と考えているとイリーナ先生が
イ「普通に通ればいいじゃない」
と言った。
たしかイリーナ先生ってピアノ
弾けるんだよね。
この間に通れば誰にも気づかれずに
通ることができる。
その作戦は成功した。
今はホテルの廊下を皆は世間を
ナメきったような顔で歩いていた。
岡島くんの顔はガチでヤバい。
向こうもあまり関わりたくないのか
挨拶すらしてこない。
こちらとすれば好都合だけど。
そんな感じで歩いていると前から
大柄の男が現れた。
そのことにお構いなしに寺坂くんたちが
先を行こうとしたその瞬間。
不「寺坂くん！ソイツ危ない！」
不破さんがそう叫んだ瞬間
男はガスを噴射した。
烏間先生が寺坂くんたちを庇って
前に出た瞬間だった。
あのガスは結構強いものだ。
でもああやって普通に立ってられる
烏間先生は化け物だと思う。
まあ化け物という類いでは
私も同じだけど。
スモッグ「処刑人!?何故こんなところに！
おまえはあのとき殺したはずなのに」
『スモッグ…。あれくらいで死んでたら
処刑人なんてやっていけないわ。
今度こそ貴方を確実に処刑するわ。
次に会ったときにでも』
スモッグ「何だ。今ではないのか？」
『生徒たちに見せるようなものではないから。今の貴方には気絶ぐらいで丁度いいでしょう』
烏「中山さんのいう通りだな」
この会話をしている間に皆は
敵の逃げ道をすべて塞いだ。
最後に烏間先生が気絶をさせて
ここの仕事は終わった。
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漆零(プロフ) - 由咲さん» ありがとうございます！感謝です！こんなよくわかんない小説ですが頑張ります！ (2016年10月30日 22時) (
レス) id: d6cfda8872 (このIDを非表示/違反報告)
由咲 - とっても面白かったです! 一回読んだだけでファンになりました!続きが気になります!! (2016年10月30日 21時) (レス) id: 5d653621bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆零 | 作者ホームページ：後日専用ホムペを作成予定
作成日時：2016年10月19日 15時
