溶解度77ｇ ページ33
結局、あのままカルマたちは
進藤くんの振った見事にバットを躱し、
Ｅ組を勝利へと導いた。
「勝てて良かったねー」
「なんか冷たくね？」
「磯貝くんもかっこよかったよ〜」
よし、聞こえなかったことにしよう。
そう決めて、磯貝くんの方へ拍手を送る。
「ありがとな」
「俺にも労いの言葉くれよー」
「磯貝くんにガチ恋しそうなんですが？
はいはい前原も頑張った頑張った」
｢棒読みかよ｣
なんたらかんたら言ってくる男子をよそ目に
少しだけカルマと距離を縮めた。
たまにはね、言葉の方も素直にならなきゃね？
「まぁ、カルマにしては頑張ったん
じゃない？」
「ぶはっ、何その褒め方」
「〜っ！お前なんか豆腐の角に
頭ぶつけて死ね！」
せっかく人が褒めてるのに、
そうやって笑いものにして！
いーもんね、ストレス発散しに
行ってやる！
「カエデちゃん、渚くん。放課後
スイーツ食べ放題に行こう！」
「え、行きたい！やったー」
「ええ！僕も！？」
「えー、俺は？俺は誘ってくんないの？」
「お前はそのへんの草でも食ってろ」
放課後、結局カルマも一緒に行きました。
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漆零(プロフ) - ゆっきーさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月26日 21時) (
レス) id: 8306faec61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 漆零さんの作品はどれも面白いのでこれからもがんばってください！ (2017年3月26日 20時) (レス) id: d4b1b28eff (このIDを非表示/違反報告)
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