溶解度59ｇ ページ15
ワイヤートラップを仕掛けて、烏間先生
の上を取った姐さん。
周りからは感嘆の声があがる。
｢先生たち、ここからどうするんだろ？｣
ビッチ先生は女性だ。
男性相手に力勝負で勝てるわけがない。
となるとやっぱり……
｢殺りたいの。ダメ？｣
色仕掛けか……。
まぁそうなるとは思ってましたが。
そして烏間先生は、諦めたかのように
意図も簡単にナイフを当てさせた。
戻ってきたビッチ先生に声をかけた。
｢お疲れさまー！｣
周りのみんなもそれぞれが声を
かけていた。先生は怒ったり喜んだり
何処か嬉しそうだった。
子供っぽいところあるよなぁ、あの人。
ピコン、とスマホが通知を鳴らした。
ポケットから取り出すと、メシアは
なにやら焦っている様子だ。
｢あのー、主の仕事の手伝いをしていたら
気になる点が｣
｢気になる点？｣
｢はい。これなんですけど……｣
メシアが出したフォルダをタップして
中を確認するために開く。
｢……シリアルキラー機密資料……。
こりゃあ凄いものを掘り起こしちゃったね｣
｢どうしましょう！？｣
｢あー、開いちゃったしなぁ。
つか、これいつの？｣
｢確か最近ですね。ここ1週間以内かと｣
｢うわぁ、まぁダミーが沢山あるなら
こっそり戻してもバレなさそうだね。
ウイルス感染してないよね？｣
｢大丈夫ですここは我が主のため！
このメシアにお任せ下さい！｣
｢うん。よろしくー｣
｢なっ！軽すぎません！？｣
そんなことないない。
ちゃんと可愛いなーって思ってるよ。
にしてもお腹空いたな……
そうだ、私何も食べてないじゃん。
授業中にメロンパン食べよーっと。
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漆零(プロフ) - ゆっきーさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月26日 21時) (
レス) id: 8306faec61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 漆零さんの作品はどれも面白いのでこれからもがんばってください！ (2017年3月26日 20時) (レス) id: d4b1b28eff (このIDを非表示/違反報告)
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