溶解度57ｇ ページ13
｢〜って事なのよ｣
｢へぇーそーなんだー｣
今、ビッチ先生の愚痴を職員室にて
聴いております。
どうやら師匠からこの仕事を降りるように
と言われたらしい。
でもビッチ先生は、この仕事が気に入って
しまい、結局辞めるかどうかは、烏間先生に
ナイフを当てられた人の言うことを聞こう
ということなんだとか。
長文だね、ごめんね。
｢烏間先生も大変ですね｣
｢まったくだ｣
｢いやーほんとにご苦労様です｣
｢主、そろそろ授業始まりますよ？｣
｢あー、もうそんな時間なの？もうちょっと
ゆっくりしてたかったなぁ｣
突如ガラッ、と乱暴にドアが開く音が
聞こえ、振り返ると、目にも止まらぬ
速さで、ビッチ先生の師匠が烏間先生に
襲いかかった。
速いっ！さすがプロだ。
しかし烏間先生は、ロヴロさんの手首を掴み
机に勢いよく叩きつけ、膝蹴りを顔の横
スレスレで寸止めした。
怖い怖い。顔がね、笑ってるんだよ。
あんまり笑わないあの烏間先生が
笑ってるんだよ！
あんなの、虎でも逃げ出しちゃうよ……。
｢熟練とはいえ、年老いて引退した殺し屋が
先日まで精鋭部隊にいた人間を、随分簡単に
殺せると思ったもんだな｣
先生！なんかそのポーズ厨二っぽく
見えるよ！？
その見下し方とカルマっぽいよ！？
……コホン。
ロヴロさんでも殺せない先生を、
姐さんが殺れるかなって話だね。
｢分かってるだろうな。もしも
殺れなかったら……｣
｢｢ひ…ひぃぃ〜！！｣｣
｢うわぉ、烏間先生こわーい｣
ビッチ先生がビビるのは分かるけど、
何で殺せんせーまで？
｢え、何で殺せんせービビってんの？｣
｢烏間先生の顔怖いですから〜｣
殺せんせーも怒った顔、結構怖いよ？
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漆零(プロフ) - ゆっきーさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月26日 21時) (
レス) id: 8306faec61 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 漆零さんの作品はどれも面白いのでこれからもがんばってください！ (2017年3月26日 20時) (レス) id: d4b1b28eff (このIDを非表示/違反報告)
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