13話 ページ17
『テスト嫌だ〜！』
今日はテストがある日。
本校舎行くとかマジで嫌だ。
会長に会いたくない。
でもゼロには会いたいから頑張る。
茅「リアちゃん、おはよう！」
渚｢リアさんおはよう。今日テストだね」
『二人ともおはよう。テストなんて嫌だよ』
指定の教室に行き、自分の席に座った。
あからさまに集中力を削るような素振りを
見せる監督教師に、リアは苛立ちを
隠せずにいた。
ったく大野の奴め。
『うるさいです。妨害報告として理事長に
訴えますよ？』
理事長の名前を出しただけで男の瞳孔が微かに揺れたのをリアは見逃さなかった。
業「さっすが、仲が良いだけあるね」
『まぁね。悪用してるようなもんだけど』
ん？ちょっと待って、これ皆は習ってない
ところだよね？
みんな……大丈夫かな。
あれから数日経って答案が返ってきた。
烏「これは一体どういう事でしょうか。
公正さを著しく欠くと感じましたが」
先「おっかしいですね〜。
ちゃんと通達したはずですよ。
あなた方の伝達ミスじゃないですか？
なんせおたくら本校舎に来ないから。
ハハハハ」
なにそれ、理不尽すぎでしょ！
烏「伝達ミスなど覚えはないし、そもそも
どう考えても普通じゃない。
テスト２日前に…出題範囲を全教科で
大幅に変えるなんて」
私は殺せんせーにバレないように隠す能力を
使って教卓の下に潜り込んだ。
殺「先生の責任です。この学校の仕組みを
甘く見すぎていたようです。
……君たちに顔向けできません」
殺せんせーの背後に迫る対先生ナイフ。
先生は間一髪でかわした。
殺「にゅやっ！」
業「良いの〜？顔向けできなかったら俺らが
殺しに来んのもわかんないよ？」
「「「ん？俺ら？」」」
皆酷いな、私の存在忘れてるでしょ。
でもまあ、それはそれで好都合だったり。
愛用してる刀を両手に持ち、
一気に斬りかかる。
それだけじゃダメなのを知ってるから
足に仕込んだ対先生ナイフで回し蹴りを
入れた。
触手3本破壊成功!!
「「「リア!?」」」
殺「にゅやーっ!?」
『私たち、問題変わっても別にって感じだし』
業「俺らの成績に合わせてあんたが
余計な範囲まで教えたからだよ。
…でも、俺はこのクラス出る気はないよ。
前のクラス戻るより暗殺の方が全然楽しいし。リアは？」
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GISELe(プロフ) - ハヤテさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです^^* (2018年5月23日 20時) (
レス) id: 139c7b650f (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 絵、上手です！画力欲しい！！！！ (2018年5月23日 20時) (レス) id: f0adf48f80 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 絵、上手です！画力欲しい！！！！ (2018年5月23日 20時) (レス) id: f0adf48f80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：漆零 | 作者ホームページ：後日専用ホムペを作成予定
作成日時：2016年10月12日 2時
