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side 廉
俺らがベッドのそばに行くと、空気が少し変わった。
高｢勇太？みなさんも。ちょっといいかな、？よく聞いてね？
これからちゃんと調べなきゃいけないけど、
後遺症が出てる可能性が高い…
いま声が出せないのは起きたばかりなのとまだ十分に回復してないからだけど、当分は話しにくいかもしれない。
しっかり調べればまだ他の症状もあるかもしれないけど、
大丈夫。ゆっくりリハビリして治していこうね。｣
先生は俺らにも、そしてじんにも、
ちゃんと理解できるようにゆっくり丁寧に話してくれた。
じんはポロポロと涙を流しながらも
先生のことをじっと見つめて話を聞いとる。
そんなじんの手を握りながら優しい顔で話す先生。
高｢よしよし、不安だね。怖いね。
今までも周りの声聞こえなくて1人で不安だったもんなぁ。
でも、先生は勇太に嘘、ついたことある？｣
じんが微かに首を振る。
高｢そうだよね。勇太は大丈夫。勇太は強い子だよ、大丈夫。
ほら、勇太は？なんだっけ？｣
神｢(……っ……ぁ……ぃ……………ぅ…っ)｣
ゆっくりと口を動かし、一音一音頑張って声を出そうとする。
漏れんのは息だけやけど、ちゃんと"大丈夫"って。
高｢お、すごい、ちゃんと言えたね、よくできました。
ほらほら、そんな泣いたら苦しくなっちゃうぞ？(笑)
…よしよし、ほらおいで。久しぶりに入院したし不安だよなぁ、
でもみんなに会えてちょっとは安心したね？
大好きなメンバーさんだもんなぁ｣
じんのことを抱きあげるたか先生。
声は出せんくても肩を上下にヒクヒクさせながら泣くじんの
不安に寄り添うようにしっかりと抱きしめとる。
高｢ほら、メンバーのみんなにも来てもらおうね｣
そう言われ、先生の周りに集まる俺ら。
じんについてる点滴とか酸素カニューレとか
いろんな管に気をつけながら先生が岸さんと代わる。
ベッドに腰かけて膝の上でしっかり抱きしめる岸さん。
その周りに集まって頭を撫でたり背中をさする俺、海人、玄樹。
そして、静かに涙を流して岸さんの腕の中に包まれてるじん。
ああ、やっぱりこの人たちがいい
そう思うのに十分すぎる空間だった、、
先生も'やっぱり安心するんだね'って呟きながら
ニコニコしとったけど、そっと声をかけられた。
高｢ちょっとしたら後で僕のところに来てくれる？詳しい話するから。あ、海人くんはここで待っててね、勇太と一緒にいてくれる？｣
海｢うん！｣
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咲苺_saki_(プロフ) - manaさん» 本当ですか？！もちろん届いています！！！そう言っていただけて本当に嬉しいですし励みになります(；；)♡更新滞りすぎていて本当に申し訳ないですが、、まだまだ続きますので、これからもこの作品を愛していただけると嬉しいです𓂃 𓈒𓏸 (9月5日 22時) (
レス) id: b07c039fdf (このIDを非表示/違反報告)
mana - こんばんわ。急にすみません！届いているかはわかりませんが、読んでいてすごく心が温まります。感動します！もう少し、このお話を早く知っていれば、、と後悔してます、、。 (8月13日 21時) (レス) @page30 id: da9b4cff38 (このIDを非表示/違反報告)
咲苺_saki_(プロフ) - まなみさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；；)♡更新が安定せず申し訳ありません。。今日更新しようと思ってます！待っていてくださりコメントまで本当に励みになります……♡ (2023年1月26日 9時) (レス) id: f757d701f2 (このIDを非表示/違反報告)
まなみ(プロフ) - 更新楽しみにしてます (2023年1月23日 23時) (レス) @page40 id: 955cf14ca4 (このIDを非表示/違反報告)
咲苺_saki_(プロフ) - みどりさん» こちらこそコメントありがとうございます(；；)♡癒されただなんて、、嬉しすぎるお言葉ありがとうございます…！私の方こそ、こうやって言ってくださる方のおかげで救われて頑張れています！これからもぜひよろしくお願いします♡ (2022年12月7日 7時) (レス) id: f757d701f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲苺_saki_ | 作成日時：2021年8月1日 12時
