相澤先生誕生日お祝い番外編♯4 ページ9
相澤said
生徒から出された、謎の指示書。
最初は作図室。そこには赤いアバウト過ぎるプレゼントがあった。
相手は飯田と緑谷から。こういう所しっかりしてるよなアイツらは。
と、美術室、体育館、音響室などなど…様々な部屋を回った。
一部屋回る事に増えていく荷物を持ちながら、最後の部屋と思われる部屋へ踏み込む。
そこは仮眠室。オールマイトが良く使うのを見たことがある。
その机のど真ん中に、黒いラッピングを施した物がポツンと置いてある。
そして、目に入ったのがソファに挟まった白い紙。
このプレゼントは…常闇からだった。
またひとつ増えたプレゼントをよいしょと背負いながら、ソファに挟まっている紙を引っ張り出す。
内容はこう書いてあった。
【相澤先生お誕生日おめでとうございます。渡したいものがありますので、雄英の門でお待ちください】
字が綺麗で丁寧なことから、書いたのは女子だと思われる。
そして俺の誕生日を知っているということは、1-Aの教え子か、職員だけ。
職員からはもう散々貰ったので、教え子だけになるが…
「…帰るときに通るし、いいか」
Asaid
散々相澤先生を歩かせ、そして散々サプライズをした後、みんなは主役より満足そうに帰って行った。
正直、あのサプライズは相澤先生より、私達の方が喜んだ気がする。
根津校長から、今日は特別だよ、ということで、お菓子や飲み物を持ち寄ったりして、クラッカーなども使って…
部屋は綺麗に掃除することで、相澤先生も文句なしのようだった。
そういえば、あの仕掛け…というか、ある意味見え見えのカードは合理的な相澤先生の目に付いたのだろうか。
つかなかったらそれでいいのだが…もし、見つかってなかったらと考えると、少し寂しいような気がした。
カツンカツン…
「…相澤先生」
相澤「…やっぱりお前かこの天使目」
「天使はもういいって言ってるじゃないですか…今日、何回も何十回も言われてるかも知れませんが…」
「お誕生日おめでとうございます」
Aのその声は気だるげではなく凛として、ヘラっと笑う。
その口から放たれた言葉はありふれた普通の言葉だったけど、相澤にはそれが凄く特別に思えた。
「イレイザーヘッドが、相澤先生が今日生まれたことを感謝して、これを贈呈します」
ズイッとぶっきらぼうに差し出されたプレゼントに相澤はフッと微笑む。
相澤「…ありがとな」
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k yoshi(K)(プロフ) - 誤字りました汗全く文才ないのに、でした。すみません！ (2018年4月6日 8時) (
レス) id: 0ad4ea7653 (このIDを非表示/違反報告)
k yoshi(K)(プロフ) - 月華姫さん» コメントありがとうございます！全く文才のに……そんなこと言ってもらえるなんて…めちゃめちゃ感激です！！月華姫さんをもっと魅了できるようにこちらも頑張りますので、応援よろしくお願いします！！ (2018年4月6日 8時) (レス) id: 0ad4ea7653 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 初めまして！夢主のキャラに惹かれ面白くて全章読みました！轟くんの告白宣言が私的にインパクト大でした！！何故夢主に惚れたのかメッチャ気になります！解明するのと次回の連載楽しみにしています！ではっ (2018年3月20日 14時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：k yoshi(K) | 作成日時：2017年11月4日 10時
