♯その113 一触即発 ページ34
飯田くんと見事にハモりながら、ハァ、ハァと、息を切らして叫んだ
ほんっとにキミ口悪いなぁ……！！(呆れ
？「どんなもんかと見に来たが、随分偉そうだなぁ」
？「ヒーロー科に在籍する奴は、みんなこんななのか？」
爆豪くんの言葉に反応した誰かが、人混みからでてくる。
ホント、そうだよね！！誰かわからんけど、爆豪くんに喧嘩売れる今呟いた人！もっとふっかけて！！
って…今の声は…
爆豪「あぁ？！」
心操「こういうの見ると、ちょっと幻滅しちゃうなぁ」
「し、心操くん……」
堪らず口から心で吐こうと思った言葉が漏れる。
なんでキミがここに…
何故かいたたまれない気持ちになって、爆豪くんの後ろに隠れて、ちょこっと覗き見する。
爆豪「チッ！！」
ば、爆豪くんそんな大きな舌打ちしないで…(汗)そのキレ症なんとか治してよ…
緑谷「？毒痲さん、知り合いなの？」
ヒソヒソ声で話してきた緑谷くんの声に、ヒソヒソ声で返す。
「中学一緒だった、唯一の友達」緑谷「毒痲さんもなかなかハードな中学時代を過ごしてきたんだね…！！」
うるせぇい！私だってそうなりたくてそうなってる訳じゃねーんだよ！！心操くんと知り合うまではずっと校舎裏か、便所で飯食ってたわ！！
めっちゃ臭かったぞコラ！！
心操「普通科とか、他の科ってヒーロー科落ちたから入ったって奴、けっこういるんだ。知ってた？」
爆豪「は？んなもん知るか」
心操「体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって」
心操「その逆もまた然りらしいよ…」
心操「敵情視察？少なくとも普通科(俺)は、」
心操「調子乗ってっと、足元ごっそり救っちゃうぞっつ＿＿＿＿
宣戦布告しに来たつもり。」
心操くんが私の方へ、ヒョコッと体を傾ける。
心操「ね、A」
その言葉に、ヒュッと喉が鳴る。
なんでだろう、今、心操くんが怖くてたまらない…
後ろから、おい、A大丈夫か、と、スカートの裾をクイッと引っ張る峰田の声がかかり、大丈夫と掠れた声で返す。
全然大丈夫じゃねーけどな…死にそうだけどな。
怖くて何も言い返せず、私は小さく下を向く。
その空気をぶち壊すように、野太い声が鳴り響いた。
鉄哲「隣のＢ組のもんだけどよぅ！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
キリ悪いですが、ここで終わります。
次回をお楽しみに！
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k yoshi(K)(プロフ) - 誤字りました汗全く文才ないのに、でした。すみません！ (2018年4月6日 8時) (
レス) id: 0ad4ea7653 (このIDを非表示/違反報告)
k yoshi(K)(プロフ) - 月華姫さん» コメントありがとうございます！全く文才のに……そんなこと言ってもらえるなんて…めちゃめちゃ感激です！！月華姫さんをもっと魅了できるようにこちらも頑張りますので、応援よろしくお願いします！！ (2018年4月6日 8時) (レス) id: 0ad4ea7653 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 初めまして！夢主のキャラに惹かれ面白くて全章読みました！轟くんの告白宣言が私的にインパクト大でした！！何故夢主に惚れたのかメッチャ気になります！解明するのと次回の連載楽しみにしています！ではっ (2018年3月20日 14時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：k yoshi(K) | 作成日時：2017年11月4日 10時
