♯その112 人だかり嫌〜い ページ33
まあそれから色々ありまして。
爆豪くんに泣きそうになるぐらい脅されたりとか。
相変わらずの轟くんのアプローチが凄かったとか。
私の右腕がちゃっかり治ってたりとか。
治ってたおかげで、体育祭は参加できそうだ。
相澤先生に、
相澤「体育祭が出れなかったら、クラスメイトが自分よりも先に、一歩進んでいる姿を指をくわえて見るしかなかったぞ」
と、微妙に怖いことを言われた。
まあでも確かに、治ってよかった。体育祭は、周りのスポンサーに、アピールする唯一の行事なのだから。
まあ要するに、媚を売る＝勝ち進んでいく、ことで、未来が決まることになるのだ。
媚を売るのはものすごく苦手だが、自分の将来の為なら致し方ないのかもしれない。
勝ち進めていけばいいのだが、爆豪くんとか、爆豪くんとか、爆豪くんに勝てる気がしない。寧ろボッコボコにされる気しかしない。
対戦相手がどう決まるのかは分からないけれど、ものすこく嫌な予感がするのは確かだ。
雄英の体育祭って普通のとは違うし。
いつものようにうるさいマイク先生を、ボーッと眺めながら頭の中で考えた。
*放*課*後*
最後の授業を機に、私はそのまま寝落ちした。
何でこうもまた、学校でとる睡眠は心地いいのだろうか。
「こりゃドラッグだな。あー帰ろ帰ろ、家帰って寝るんだ」
切島「お前、あんなに寝たのにまだ寝んのかよ！」
「暇な時はだいたい寝て過ごすよね」
葉隠「でもでも〜」
葉隠「外、出れないよ〜？！」
葉隠ちゃんの言葉も掻き消されるような賑わいの廊下。
問題の廊下は、有り得ないほどの人でごった返しており、あの、雄英バリアーが突破された時の人混みに酷似していた。
見た瞬間舌打ちを連発で三回した。
麗日「何事だあ！！？」
みんな状況把握できていないらしく、アワアワと慌てふためいている。
「爆豪くんに絡まれるより100億倍メンドクセーことになった」
峰田「出れねーじゃん！何しに来たんだよ」
爆豪「敵情視察だろ、ザコ」
峰田「うわぁぁあん！！爆豪がいじめて」
「うわぁぁあん、峰田にセクハラされて」
縋り付いて来る峰田をゴミを見るような目で一瞥してから、爆豪くんの後ろ姿を見る。
背中でけーな。
爆豪「敵の襲撃を耐え抜いた連中だもんな。体育祭の前に見ときてぇんだろ」
爆豪「意味ねェからどけ、モブ共」
飯田・毒痲「「知らない人のこととりあえずモブっていうのやめなよ！！」」
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k yoshi(K)(プロフ) - 誤字りました汗全く文才ないのに、でした。すみません！ (2018年4月6日 8時) (
レス) id: 0ad4ea7653 (このIDを非表示/違反報告)
k yoshi(K)(プロフ) - 月華姫さん» コメントありがとうございます！全く文才のに……そんなこと言ってもらえるなんて…めちゃめちゃ感激です！！月華姫さんをもっと魅了できるようにこちらも頑張りますので、応援よろしくお願いします！！ (2018年4月6日 8時) (レス) id: 0ad4ea7653 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 初めまして！夢主のキャラに惹かれ面白くて全章読みました！轟くんの告白宣言が私的にインパクト大でした！！何故夢主に惚れたのかメッチャ気になります！解明するのと次回の連載楽しみにしています！ではっ (2018年3月20日 14時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：k yoshi(K) | 作成日時：2017年11月4日 10時
