22,私に恐れるものなんてございませんわ！ ページ24
rb「放送役員の仕事は競技中の実況、生徒や親御さんに向けたアナウンスなんかが主な仕事や。
他にも放送機材をここから実況席まで運ぶ人も数人要るな」
全員が揃い打ち合わせを始める。私の他にも女子生徒の方は沢山いらっしゃいますわね。
その皆さんがロボロさんの方をじっと見つめて真剣に聞いていらっしゃる…
どうしましょう、こんな熱意ある方達と出来るかしら？？
これからの仕事が楽しみなのかとてもにやけていらっしゃる方も居る、…
rb「…まこんなモンやな。男子生徒はこっち、俺が今から機材の説明したるから。女子は適当に原稿でも読んどって」
そう言ってロボロさんと男子生徒は隣の部屋へと行った。
あ、そうか、ロボロさんは女子のあの視線から逃げる為に私達をここに残したのね。
あからさまに女子の皆さんの態度が変わってますしね。
さっきまでちょこんと可愛らしく椅子に座ってた方がガニ股になっていますもの！
「はぁ…多」
「みんな、頑張りましょう！」
「アンタ気に入られたいだけなんでしょ？
そんな態度とってても分かるから」
「…ﾁｯ」
ここホントに日本ですの…？(震え声)
私チビりそうですわ…ここは一旦影を薄めておこう……。
「ねぇ、お前」
『…っえ、？』
「なんでこの役員になったの。他のやれば良いし、私より背高いんだから運動も出来るでしょ」
うわぁ…来ましたわね…。しかも上級生じゃない。
でも、私はA家の令嬢。こんなことでへこたれたりしませんわ！
『あぁっ、えと…私はただ先生に勝手に決められて…』
「は？wそんなことあると思ってんの？w」
『あは、は…』
マズイ！！私どうすればいいのか分かりませんわ！！
こういう系の人間とは出会った事がありませんのよ！！
『え、っ…とぉ〜…』
「どーせお前もなんかヤったんだろ？たいして顔も可愛くない、私なんかのがよっぽどロボロ君にはお似合いだよね」
頭沸いてる…！コイツヤベェよ…！？
私が口答えできずにいると男子のみんな、ロボロさんが帰ってきた。
何事も無かったかのようにさっきの女性は席へ戻った。
人間って、、、こんな感じのヤツも居るのね…。
23,あざとい警察だ！止まりなさい！→←21,天の声ってもしかしてあのお方！！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さめろあ(プロフ) - 壊さん» そうなんですね…！同士いて心強いです！！頑張りましょう！ (4月4日 23時) (
レス) id: 6e9d1eeae9 (このIDを非表示/違反報告)
壊(プロフ) - 俺も友達とか一切居らんとこに行く事なったから一緒ですね。お互い頑張りましょ (4月4日 21時) (レス) @page21 id: 4287a5d613 (このIDを非表示/違反報告)
さめろあ(プロフ) - りっかさん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！！ (3月17日 15時) (レス) id: 6e9d1eeae9 (このIDを非表示/違反報告)
りっか - え、好きぃ お話更新頑張ってください！めちゃめちゃおもろいです！主様の無理のないように頑張ってください〜！ (3月17日 10時) (レス) @page16 id: a3e02422b8 (このIDを非表示/違反報告)
さめろあ(プロフ) - 〜さん» ほわああぁ！！ありがとうございますｯ！！励みになります！！ (3月10日 23時) (レス) id: 6e9d1eeae9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さめろあ | 作成日時：2024年2月23日 0時
