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樹 side





きょもをデートに誘った

わかってはいたけど佐久間くんに聞いてみるって

いま連絡待ってるんだけど

死ぬ程ド○○キしてる

デートでしょ?

私服が見れるんだもん?

やばい〜


きょも樹〜
はい田中
きょもなにそれ笑笑
どうだった!?
きょもいいよだって




よっしゃ

その後散々喜んだあと

日曜のお昼駅に集合になった

どこに行きたいかな

折角なら行ったことない所連れていきたい

明日土曜日だし1日考えよう




その日は眠りについた









母親に叩き起こされた




マ『樹〜!北斗くん来てるー!!』

樹『はぁ?北斗?』

マ『もうあげちゃうよ〜!』




そう言うと上上がっちゃってって声が聞こえた

もう、勝手に上げんなよ。、




北『樹〜?こんな時間まで寝てんなよ
ちょっと出かけね?』



樹『...え〜、やだ』

北『最近付き合い悪いし埋め合わせしてよ』

樹『え〜、、もうめんどくさい』

北『慎太郎の誕プレ選びたいの!
こういう時頼れんのお前しかいないし』

樹『友達くらい作れよな〜』

北『できないんだもんしょうがねぇじゃん』





だだをこねる北斗に

結局付き合う事になり

顔を洗って着替えると早々に家を出た



大型ショッピングモールについた。






樹『目星ついてんの?上げるもの』

北『ん〜、、、男へのって思うと迷ってさぁ』

樹『俺知らねぇしな慎太郎の事』

北『んん〜、多分何でも喜ぶ。
けど、その中でも最善を選びたくて』






いろんなお店を見て回った。

帽子とか

リングとか

ネックレスとか

色々見たけど

本人いわくイマイチピンとこないらしい





北『.....ん〜、、まじでどうしよ、、』

樹『あれとかどう?』





俺が差したのは

ペア旅行券。

付き合ってそろそろ一年になるなら

それくらいありなんじゃないかと思った。





北『................っさっすが、、、』

樹『......なめんなよ?笑』

北『あれにする!ええ!
やばいテンション上がった!』

樹『.....はぁ、俺もきょもと行きてぇ...』





そういって旅行会社の中に目をやった。







...





樹『........え?』






北『.....どうしたの?』




樹『いや、なんでもない
ちょっとわりぃ、やっぱ先帰る...』





別に分かってはいた。

彼の気持ちはこっちに向いてない。

けど何処かで勘違いしてたみたいだ。

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作者名:音夢. | 作成日時:2020年10月28日 12時

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