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樹side
本当に俺だけのものになったのか...
正直今も信じられない
ずっとずっと欲しかった人
いま隣で満足気に鼻歌を歌いながら歩く彼
うますぎる歌声に聞き惚れながら
彼の横顔を見つめる。
樹『きょも』
大『ん?』
樹『俺になら、
縋っても依存してもいいんだよ
怖い事あればすぐ頼って、
俺まだまだ佐久間くんに比べたら
きょもの事何も知らない。
初めは不安にさせるかもしれない
だから、、、
全部全部教えて。』
大『......ありがとう
その気持ちだけで嬉しい。
暫く教室に居るのも辛くなると思うし
俺友達居ないから体育もサボるしずっと一人だと思う
ずっとさっくんと居たからなれないけど俺も頑張る』
樹『休み時間も毎回会いに行くから』
大『だめだよお友達いるでしょ、
あのイケメンくん、黒髪の...』
樹『あぁ北斗?
あいつは彼氏いるから良いんだよ』
大『彼氏?』
樹『そ、』
大『意外と俺と同じ人いっぱい居るんだね』
樹『そうだね、』
大『てかねぇね、旅行、いこ?
デートもあの時樹ヘロヘロだったから、行き直したい』
樹『ヘロヘロって笑笑』
やっぱいつも儚げに
そっと笑う彼がすき。
ずっとずっとずーっと
俺の隣で笑っていてください。
ずーっと近くにいると誓います。
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作者名:音夢. | 作成日時:2020年10月28日 12時