特別なお昼ご飯 (ページ1)

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juri

樹『はぁ、、、、つまんね、、』

北『なんで笑笑、女いっぱいいんじゃん』

樹『変化がねぇんだよなぁ』

北『そんなもん作ろうとしないからねぇんだろ』

樹『だよなぁ、現れねぇかなぁお姫様』

北『お姫様って笑笑』

『北斗ー！！帰ろっ！』

北『あっ、慎太郎！帰る！』

慎『今日もかわいい』

北『やめろよ笑笑』

樹『はぁぁ、お前には王子様が居るもんなぁ』

北『じゃあな、！爆モテじゅったん！』

嫌らしそうに

話すこいつは松村北斗

俺の幼馴染だ。

むかーしから何故か俺に強気なんだけど

彼は隣のクラスの慎太郎と付き合い始めた

初め言われたときは正直引いた。

男と付き合うってどんな気持ちだよって思った

でも幸せそうな顔で近づく北斗にも

毎日匂う北斗じゃない香りにも

だんだん全部に羨ましさを覚えた。

正直俺もモテなくない。

というか多分モテる。

現に月に一度は呼び出される。

色んな女が居たけどやっぱり

やっぱり良くない。

ピンとこないんだ。

北斗に置いてけぼりにされ

一緒にいる奴も居なくなったから

身支度を軽く済ませ

帰路についた。

電車で通ってるので

駅に向かって歩いていた。

線路沿いの学校のため

歩いてればフェンス越しにグラウンドが見える。

のんびり眺めながら歩いていると

ある木の影に金髪の人が座っていた。

キレイな人だなぁ。。

遠くから見ただけでもわかった。

先『おい京本！！！
何休んでるんだまだ終わってないぞー！』

京本って名字なんだ
かっこいいな。

、、、あ、動いた。

うわぁぁぁだるそう～笑笑

何故か目が話せなかった。

サッカーの補修か

先『早くやれ～！！』

京『、、、、』

喋んないんだ...

どれくらいできるんだろうと見ていると

サッカーボールを上に上げて一回で浮き上がった。

樹『.....ふっかわいい笑笑』

あれで真面目そうに見えて運動できないんだ

暫く見ていると

先輩に近寄るまた金髪の男の人

誰だろう...

え、近くない？

あ、笑った

かわいい....

あの人には心を許してるのかな...

樹『....いい人見っけた』

何組の人かもわからないけど

彼の存在が異様に気になった。