パーフェクトワールド〜2〜

94 葵　side ページ45

葵 side


そんなAと久しぶりに奇跡的に再会して


今俺の目の前で頭を机に乗せて寝ている


A好きな人いるんだ


たぶん嬉しそうに喋ってたし恋してる顔でえらい熱く語ってたから


NCTのメンバーの誰かなんだろうなと思った



なんとなく取られた気がした



俺はずっとAのことが好きだから



そう思っているとAが起きた



A「うんわあごめん潰れてた一瞬だけ」



葵「いやいいよ、割と飲んだからな」


A「ごめんごめん」


葵「んじゃもう出るか」


A「そうだね」


Aに上着を渡しそれを着て出る準備をすると


俺はトイレだけ行ってくると言った


そしてお会計をしにいく


レディーファーストは当たり前


するとAが財布を持ちながら会計に来た


A「あれ！？葵トイレじゃないの？」


葵「うん」


A、払ってくれようとしてくれてたんだ



こうゆうところも好きなとこの一つだわ



立場が上になっても決して飾らないこの性格



A「なに奢ってくれたの」



「お言葉に甘えます」



そう言ってピースをするA



店を出てタクシーを待っていると



Aがちょっと待っててと言って


近くのコンビニにかけていった


暫く待っているとニコニコしたまま戻ってきた



A「はい！このアイスむっちゃ美味しいの」


「ゴチんなったんでとりあえずデザートだけでもおごらしてくださいよ」



そう言ってちょっと高いアイスをくれた



そうそう、こうゆうとこなんだよな



タクシーが来るまで2人でアイスを食べて



タクシーが二つ来た


最初にAの家に行くように頼んだ


着いたAのマンションは超高級なマンションだった


まじでデカくなったもんだな笑



A「ありがとうね、お会計から帰りの送りまで。感謝します」


そう言って窓から俺に話すA



たまらなく好きだなと思って


葵「HYBEで一緒に働こうよ」


と言った


まだ酔いが少し残っているAは


A「それはない笑」


と言った


そしてAはマンションに入っていった



Aを誰かに渡したくない


せっかくまた再会できたんだし


俺はAのことが本気で好きだ

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