パーフェクトワールド〜2〜

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JN「BTSさんのヘアメイク、Aなら絶対に上手くできるよ」



突然そう言い出すジェノ君にびっくりしつつ



私もちゃんと言わなきゃと思い



A「一週間後にね、BTSさんの現場に行く事になったの」



というと



JN「うん」



とジェノ君は優しく頷く



A「最初はね、世界的なスターだし何よりわたしNCTの皆んなといる事に慣れてるから不安だなって思ってたんだけど」



「自分の夢は世界まで行きたい物だから、このチャンスを手放したくないなって思った」



「だからワガママだけどちょっとでも応援してくれると嬉しい」



そう正直にいうと



ジェノ君が優しい顔のまま



JN「どこがワガママなの。」と笑った



JN「俺が好きなのは努力家で、優しくて、情熱を持ってる仕事熱心なAさんだよ」



と言って頭を撫でてきた



JN「そりゃ初めて聞いた時ちょっとモヤっとしたけど笑」


「あんなイケメン集団のお兄さん達にメイクしてるA想像したら泣くかと思ったし」



と笑いながら言うジェノ君



JN「でも、Aを全力で応援するのが今俺にできることだからさ」



なんて優しいんだろう



私は本当にジェノ君に支えられてるんだな



A「ありがとう、頑張る…」



JN「うん」



そして私を左手で巻き込んで
頬を右手で包む



ジェノ君の綺麗で細い指



親指で唇をなぞられる



目の前にいる人が本当に愛おしくて堪らない



「ジェノ君…私ジェノ君が大好きだよ」



ふと出た言葉に少し驚くジェノ君



すると一気に男の顔になり



JN「ごめん俺、もう無理かも」



と言ってキスをしてきた



それはカップルじゃない人たちがやっていたら
おかしいこと



そんなの分かってる



でも止められない



私たちは長い長いキスをした




だんだん深くなる

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