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ヒョンウォン君#41 ページ41
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ちょっと早すぎたかな……
そう思うくらいに待ち合わせ場所に着いたのに
ヒョンウォン君は先にいた。
あと数日でクリスマスだから
どこもイルミネーションでキラキラしていて。
ヒョンウォン君が立っている後ろの木も
キラキラしていて、
真っ黒なコートに長身の身を包んだ
超絶イケメンヒョンウォン君は
もっとキラキラしていた。
ヒョンウォン君と目があうと、
笑顔で手を振ってくれて。
数ヶ月前のヒョンウォン君の
私に対する態度を思い出すと
ありがたい気持ちになる。(ドSは変わらないけど)
こんな彼氏を持った彼女さんが
羨ましくて、少し悲しくなった。
ヒョンウォン君に会ってから
授業の話をしたりして、
なんでヒョンウォン君は
私を今日誘ったんだろうと聞いてみようとすると、
H『あそこのクレープ美味しいらしいから
買ってくるね』
そう言われてしまい、聞けなくなった。
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作者名：ANKO | 作成日時：2015年10月26日 23時
