【となりのヒョンウォン君】 (ページ40)

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ヒョンウォン君#40 ページ40

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大学ではヒョンウォン君の

彼女らしき人を捜してみたけど

全然見当もつかなくて。

そのまま二ヶ月が過ぎた。

隣のヒョンウォン君も一向に

私に彼女を紹介してくれるような

気配はなかった。

それよりも、わたしにとって最も

重大な事件が起こったのだ。

掛け持ちをしているバイトの一つであるカフェが

潰れたことだった。

人があんま来ないような場所にあるせいか

サークルもしている私にとって

シフトの融通がとても良い最適のバイト先だったのだ。

だからこそ潰れたんだと思うけど……

『サークルやめてバイトさがすかも』っと

ユジンに相談してると、

あれからよく話すようになったヒョンウォン君から

カトクが来た。

その内容は、

『この後空いてる？』

というものだった。

いや……空いてますけど…

まあ、ヒョンウォン君にもサークルのこと

相談しておこう…

そう思って

『空いてるよ』

とカトクを送った。