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ヒョンウォン君#38 ページ38
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『ヌナ〜』
来ました来ました
隣のヒョンウォン君。
数時間前に会ったばっかりなのに
この変わりよう。
こんな子とつきあう彼女は
大変なんだろうな〜
と思っていると、ヒョンウォン君が大きな声で
H『ヌナ！今日は重大発表があります！』
と言い始めた。
『どしたの』
H『ヌナの家来るの今日で最後だから』
『え？どしたの急に』
なにそのすぐ破りそうな発表。
と思っていると、
H『好きな人いるんだ。
だからヌナん家もう来れないし
もしかしたら同棲するかもしれないし』
と恥ずかしそうに話し始めた。
そっか……
ヒョンウォン君好きな人いるのか……
だから今まで以上に
超絶イケメンヒョンウォン君を見ることはできないし
低音ボイスヌナも聞くことができなくなっちゃうんだね。
それよりも
せっかく大学で本当の私として
仲良くなれたのに……
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作者名：ANKO | 作成日時：2015年10月26日 23時
