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ヒョンウォン君#28 ページ28
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私を見るヒョンウォン君の目は、
いつもの冷たい目ではなく驚いた目で。
不思議に思いながらも
私はスマホの電源を切ろうとしていた。
''カサッ''
電源を切ってカバンにしまおうとした時、
スマホから何か付箋のようなものが落ちて
それを拾って見てみると、
''ヌナ！これ僕の好きな曲！''
そう書かれていて、
私の着信音が変わった原因が判明した。
ってことは…………
ヒョンウォン君がこっち向いてたのって………
ばれたから……………？
そんなことを思いながら授業中、
一人でソワソワしていたのだ。
授業が終わって
ヒョンウォン君と目が合わないように
急いでユジンを連れて学食へ向かった。
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作者名：ANKO | 作成日時：2015年10月26日 23時
