【過去編】藍染という女 ページ2
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五条side
俺を狙った顔とは打って変わって人懐っこい笑顔を浮かべた女。
ソイツが放った矢は壁に突き刺さり、ｼﾞｭﾜ…と呪力を垂れ流している。
本来護り専用の結界を応用して攻撃に使うなんて、中々器用だな。と内心思った。
あと、笑った顔がかわい、い…
五「…！？いやいやいやいや…え、ちんちくりんだぞ？」
『ん？私の方を向いてるってことは私に言ってるって事かな？はっ倒してあげよっか？』
五「ハッ、できるもんならな！雑魚！」
そう煽った俺をキッと睨むAはシャーと威嚇する猫のようで思わずニヤついてしまった。
『な、何笑って…』
夏「はい、そこまで。悟って呼んでもいいかな？悟、A、先生がいらしたよ」
五「……ﾁｯ」
くそ、タイミングわりぃな…と思いながらAの隣の席につく。
ホームルーム中、Aの横顔をずっと見つめていると、ふとAが視線に気付き『？』という顔をした。
きょ、キョトン顔も…かわいい……？
五「ｯばーか！！！」
『え！？』
夜「おい、五条、藍染。話を聞いているのか」
『えええ、私も？』
少しこちらをチラッと見て嫌そうに目を細めたAに、んべっと舌を出してニヤッと笑う。
後で傑から聞いた話だと、「あの時の悟は新しいオモチャを貰ってニヤつく5歳児みたいな顔をしていた」らしい。
嫌がる顔も良いな…なんて呑気に考えているといつの間にかホームルームは終わっていて、Aはもう1人のヤツ(硝子って呼んでたっけ？)に話しかけていた。
『硝子ちゃんって反転術式使えるの！？なんか、すごいヤツなんでしょ！！？』
家「はは、そうそう、なんかすごいヤツ。Aもさっきの結界凄かった」
『えへ、最近編み出したんだぁ』
頬をツヤツヤさせながら両手をワキワキさせるA。側から見ればただの変態だ。でもそれすら可愛い。
五「は…かわいい、？」
なんか俺さっきから可愛い連呼してないか？
くそ、調子が狂う。可愛いなんて言われたことしかなかったのに。
『硝子ちゃん可愛いねぇ美人さん！ねね、硝子って呼んでも良い？』
家「もちろん。あと、Aも可愛いよ」
『ひゃーーー！(ダンッ！)…えっどうしたの五条くん』
気が付けば拳で机を叩いていて、机にヒビが入っていた。
夏「悟、ひゃーにやられたのかい？」
五「うるせぇ…ちげぇし」
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ナミ - コメント失礼します。すごく面白いです！夢主ちゃん可愛すぎます！更新頑張ってください(^^) (2023年3月29日 10時) (
レス) @page5 id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 一言でいうと最高です。大好きです。 (2023年1月24日 21時) (レス) @page5 id: 64fcbccf7d (このIDを非表示/違反報告)
紡木かなえ(プロフ) - なつさん» ありがとうございます！私の作品欄から見つからなければ、もしかしたらフィルターがかかっているかもしれません！ブラウザ版からログインして設定を確認してみてください！！早く更新できるよう頑張ります！ (2022年4月4日 23時) (レス) id: 4fb629dc44 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 初コメ失礼します！前編から見ていたのですが、続編だということでめちゃくちゃ楽しみにしていました！ところで質問なのですが、前編のスピンオフ作品見たいのですが、どこにも作品があらず。。。どうすれば見れるのでしょうか、？ (2022年3月28日 0時) (レス) id: f8c41f4d35 (このIDを非表示/違反報告)
柊 - 続編おめでとうございます！ (2022年3月12日 23時) (レス) @page5 id: 98cd497361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紡木かなえ | 作成日時：2022年3月11日 23時
