…あれ？ ページ38
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次の日、高専へ行く五条を見送ったあと、昨日言われた事を考えていた。
『んーーー、こういうことってなんだ…？ちゅーするのが？え、、ちゅーする為に呼び出したってこと？…え、もしそうなら行かなくてよかった』
多分あの時されてたら五条を埋めてたかもしれない。いや、私じゃ無理だから夏油に埋めてもらってたかもな。
ﾋﾟﾛﾝとスマホの通知音がなった。五条からだ。
五条悟［今傑のこと考えてた？許さないよ］
『コワッ！！！！』
思わず携帯を投げてしまったじゃないか。
とりあえず携帯を拾って［きもい］とだけ送った。
思考まで筒抜けなのか？？もう何も考えられないじゃないか…
本当になんでもわかるんだな…
……なんでも？
ふと、五条が私に言った言葉達を思い出す。
「なーんにも、分かってないのにね♡」
「ずっとずーっとこの眼で見てきたからね」
「計画ではもっと先だったんだけどさ」
『言われたたびに何となくで流してたけど、すごく含みのある言い方だよな…』
あともう一つ引っかかるのが、初めて五条が家に来た時。
五条は当たり前かのようにお茶パックの位置を知っていた。
…もし、五条が本当に全部知っていたら。
なら、どこから知ってた？なぜわかった？どこまで知ってる？？
『……あれ？私、隣人さんが盗聴してただなんて五条に言われるまで知らなかったじゃん…』
一人で住むには広すぎる部屋を見回す。
引っ越して初日に"私の部屋"があった。空き部屋だったのかも知れないけど…
「ここにずっと居るのも時間の問題だし♡」という五条の言葉を思い出す。
『あと……………………あれ…』
「五条と再会して、術式と合う呪霊が減った」
『もしかして、』
もしかして…
『…ぜんぶ、仕組まれてた？』
五「せいかい♡」
ひゅっと喉が鳴った。
急いで後ろを振り向くと、"あの日"のように頬を掴まれた。
『ﾋｯ、ご、ごじょう…？』
忙しない月曜日の昼下がり。音のないリビング。1人の男が1人の女の頬を握りつぶすかのように掴んでいる。
男の顔は目隠しで見えないもののニッコリと笑っていて、一方女の方は目の前の光景に頭の処理が追いついていないようだった。
五「もう、遅かったね？やっと気付いたの？」
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紡木かなえ(プロフ) - 。さん» あらら！ ブラウザ版からログインして設定するとできるはずです！試してみてください！ (2022年3月3日 19時) (
レス) id: 4fb629dc44 (このIDを非表示/違反報告)
。 - やややっぱり見れないかもしれませんね...フィルターはこちらの問題ですかね (2022年3月3日 17時) (レス) id: 08adf0175c (このIDを非表示/違反報告)
紡木かなえ(プロフ) - 。さん» まじですか泣 題名は【五条悟から8年間逃げた女(R)】です！もしかしたらフィルターがかかっているかも知れませんね… (2022年3月2日 22時) (レス) id: 4fb629dc44 (このIDを非表示/違反報告)
紡木かなえ(プロフ) - souさん» ありがとうございますー！！！嬉しいです！ (2022年3月2日 22時) (レス) id: 4fb629dc44 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 絶対に作品見つけれる気がしません(泣) (2022年3月2日 20時) (レス) @page41 id: 08adf0175c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紡木かなえ | 作成日時：2022年2月19日 15時
