20話 ページ22
「… えっ…」
自分の腹部から飛び出した
赤く濡れ、鋭く光る銀の刃。
この赤は間違いなく私のもので…。
刺された。そう気づくのはあまりにも遅すぎた。何とか敵の姿を捉えようと後ろを向いた時には敵の刀はもう目の前に迫っていた。
ーー大太刀っ！
ズシャッと 重い一撃を受けて
私はその場に崩れ落ちる。
身体を真正面から切られ、自分の刀装もHPも
限りなくゼロに近いことが嫌でも分かった。
視界がぼやけてくるが
敵は待ってはくれない。
青白い光を発する彼等はトドメを刺しに向かってくる。
「ゲホッ…ゲホッ… な、んなのよ。アンタら」
頭から垂れた血を拭って 、痛みで上手く動かない手で本体を抜いた。
出せる力を振り絞って刀を握り
迫ってくる太刀と刀を合わせるが
敵は力はとんでもなく強くて、ニヤリと笑ったと思ったらガキンッ と、本体を吹き飛ばされた。
「 っ！ …」
手から離れ、地面を滑っていく
本体に視線を移した瞬間、
「‼‼ ゔぁぁっ‼」
ーーーバキンッ…！
耳元で何かが折れる音がして、
身体が真っ二つに引き裂かれた。
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杏子メロンパン(プロフ) - ありがとうございます。そう言って貰えてとても嬉しいです。 (2019年6月22日 19時) (
レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の0 - やべぇ・・・・・・やべぇ←私の好みにドンピシャだぜぇ・・・・・！(*´∇｀*)更新ファイト！(*≧∀≦*) (2019年6月22日 18時) (レス) id: bc7da5b929 (このIDを非表示/違反報告)
アズマ - この物語の少しシリアスな感じが好きです！これから影ながら応援させていただきます！ (2019年6月22日 15時) (レス) id: 13ba803884 (このIDを非表示/違反報告)
杏子メロンパン(プロフ) - そらまるさん» コメントありがとうございます。励みになります。 (2019年6月22日 5時) (レス) id: 590e18d332 (このIDを非表示/違反報告)
そらまる(プロフ) - 面白いです(^^)更新楽しみにしています(^^) (2019年6月22日 1時) (レス) id: 01606349cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏子メロンパン | 作成日時：2019年6月20日 18時
