今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:34,829 hit
小｜中｜大
葛藤｡side一郎 ページ6
泣いてる｡
俺の可愛い四郎が泣いてる｡
ごめんなんて､こっちが言う事だろ…
しろに言わせてごめんな｡
でもまだ俺言えそうにないや…｡
こんな俺を知ったら幻滅するだろ？
俺の事…勝手だけど
｢頼れるいち兄｣のままでいさせてほしいんだ｡
でも…
おっちゃんも井ノ原先生も
｢ちゃんと話せ｣って言ってたな…
井ノ原先生がいてくれたら…｡
このいけめん先生を信用してない訳じゃない｡
でも最初に色々相談に乗ってくれたのは
井ノ原先生で…｡
途中でいなくなっちゃったけどさ｡
…どうする？
ここ…切り抜けるにはどうすれば良い？
｢いち兄…ごめん｣
考えて考えてどうしようか迷ってる俺に
三郎が座ったまま頭を下げた｡
｢え…？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きょん | 作成日時：2015年1月26日 11時
