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16.友達 ページ16
自分でも学習能力がないのは分かってる。もう32だし安心出来る恋愛がしたいとも思ってる。モヤモヤした気持ちが抑えられなくて家の近くの居酒屋に入って1人で飲んでいた。
高地｢え？A？｣
A｢高地？｣
大学でサークルが同じだった高地に会った。
高地｢どうした？また悪い男に引っかかった笑？｣
高地は口悪いけど優しくて面倒見がいいから大学時代はよく恋愛相談とかをしていた。
A｢好きになった人がまた悪い男かもしれない｣
高地｢えっ！またかよ笑今度はどんなやつなの？｣
笑いながらもサッと私の隣に座って相談を聞いてくれる姿勢になってる相変わらず良いヤツ
A｢私が知らない場所でさまよってる時に助けてくれた人なんだけど､その人と同じ会社の人とかにもやめとけって言われた...｣
高地｢え？会社ってどういうこと？｣
A｢あ〜実はその人と同じ企画を担当する事になって｣
高地｢すごい偶然じゃん笑本城って𓏸𓏸会社だよね？ってことは△△社なの？相手｣
A｢よく知ってるね〜｣
高地｢まぁそのふたつが大型契約結んだって有名だからねそういえば俺の友達にも△△社いたよ､まぁあんまおすすめはしないけど｣
A｢あぁ〜辛い...大我くん｣
つい名前を口に出してしまった。
高地｢えっ大我くん？俺の友達も大我なんだけど｣
A｢えっ？｣
世界って案外狭いのかもしれない
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作者名：トマトちゃん | 作成日時：2024年3月27日 23時
