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15.彼女作る気ないんだよね ページ15
A「ちょっと予定より早かったかも...?」
そんなことを思いながら待ち合わせ場所周辺を歩いていると
大我「あっAちゃん？」
A「えっ大我くん？」
自分では結構早くついたと思ってたからまさか大我くんの方が先だとは思わなかった。
大我「ちょっと早いから近くのカフェでも入っとこっか」
大我くんの提案で映画館近くのカフェで時間を潰すことにした。いつも酔っぱらってる大我くんとここまでしっかりと話したのは初めてだった｡大我くんとは結構話があって某少年探偵の話は特に盛り上がった。
あっと言う間に時間が過ぎて
大我「あっAちゃんやばい時間間に合わないかも」
なんて言って最終的に映画館に走るはめになった｡でも最後まで本当に楽しくて
大我くんの「前も言ったけど俺彼女作る気ないんだよね」を聞くまでは...
それは本当に私の「大我くん､今彼女作る気ないの？」何ていう1種の望みみたいな質問からで完全に自業自得な気がするけど
A「本当に大丈夫だよ、まだ夕方だし」
大我「そう？」
A「じゃあまた大我くん仕事で！」
大我「ん、そうだね今日楽しかったよAちゃん」
そう言って大我くんは軽く微笑む。
あ〜一体どうしたらいいの！？
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作者名：トマトちゃん | 作成日時：2024年3月27日 23時
