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11.報われない恋 ページ11
大我「宮本さんと本城さんも電車だよね？どこ方面？」
宮本「𓏸𓏸方面です！」
A「私は××方面…」
大我「俺も××方面だから一緒に行きましょう」
A「ぜ、ぜひ」
宮本さんと山本さんは最寄りが近いらしく一緒に逆方面へと歩いていった。
大我「じゃあ、行こっか？」
A「はい」
やばい、さっきの話を聞いたせいか、単純に大我くんを意識してしまってるせいか全然上手く話せない
大我「ずっと思ってたんだけどタメでいいよ？今日わかったけどAちゃんの方が年上だったし」
A「う、うん頑張る」
大我「さっきからもしかして緊張してる？笑」
そう言って笑った大我くんの顔を見ると綺麗でとても悪い人には見えなくて会ってまだ少ないはずなのにこの人に心を奪われてしまったことを実感した。
A 「あ、あの連絡先交換しない？」
会社では仕事用の携帯が支給されるのでプライベートの大我くんの連絡先は知らないままだ。報われない恋だとしてもたった1回きりの人生生きたいように生きようと思った。
大我「うん、ぜひ！」
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作者名：トマトちゃん | 作成日時：2024年3月27日 23時
