GIVE AND TAKE ~やられたら やりかえす~

愛してやるから　　京本大我 ページ4

お家デート中。
　 彼女のAは
　 俺のほっぺをずっと
　 ツンツンしてくる。

　「ん−っ、なんだよもうっ」

　 何度 怒ってもAは
　 止めようとしない。

　「大我って本当に可愛いよね−」

　 “かわいい”
　
　 俺が1番嫌いな台詞･･･。

　「かっこいいでしょ？」

　「でも、可愛い方が多いよ？」

　 今のAの表情からすると、
　 悪気はないんだと解るけど
　 なんとなく、ムカつく･･･。

　「俺も男だよ？」

　「けど、女子より可愛いよ？」

　 ･･･イラッ。

　「Aも可愛い、」

　「大我には敵わないよ−」

　 イラッ･･･。

　「男だから、
　 スカートとかも履かないし･･･」

　「ジーパンでも可愛いっ」

　 ヤバイ･･･
　 そろそろ限界。
　
　 怒ってもいいかな･･･？←

_ドサッ

　「えっ･･たいが??」

　 ベットに押し倒されて、
　 Aは戸惑う。

　「男の俺に敵わないんじゃあ、
　 女子として駄目じゃない??」

　「あっあれは、冗談で･･･」

　 必死に誤魔化そうとする
　 Aの嘘も、
　 今の俺には効かない。

　「俺にとっては、今のままで
　 十分 可愛いんだけど−･･･」

　「っ･･･//」

　「Aが言うなら、
　 もっと可愛くしてあげる」

　 そして、俺は
　 Aの首筋に顔を埋めた。


　 ((give and take_))

((やられたら やりかえす_))

　
　

成長させて･･･?　　安井謙太郎→←強引キス　　田中樹

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