樹side ページ13
きょもの家に着いた時、爆睡してる北斗とジェシーを俺が連れてくって言って、泣いちゃうぐらい心配してた慎太郎を�眞呂紡�し、先に行ってもらうことにした。
んで、ジェシーと北斗を起こしたあと、俺はさらにその後に行くことにした。
と言うのも、今朝の喧嘩の後よくよく考えたんだ。
きょも、かなり体調悪かったのかもしれないって。
なのに、心配してんだから頼れよ！！みたいな強要した俺は最低だった。
しかも、今向かってる車の中で、�眞呂�電話を受け、その内容は、「しんどいから早く来て欲しい」と。
悪化してるとしか思えなくて、本当に申し訳なくなった。だから間を開けてから行った方がいいかな、って思ったんだ。
んで、最後に俺が入ったんだけど……当然きょもは俺の声を聞いて俺の方を見て、全身が震えちゃって。
恐怖、だよね。
ほんとうに申し訳ない。
そう思ったから、きょもに謝ることにした。
そしたら、きょもはぴたっと震えが止まって、俺の方を見て来た。
こんな可愛い顔して、、、
早く良くなれよ、、
心からそう願った。
ジェシー「�眞蓮�納得してるかな…」
慎太郎「まあ、北斗だから大丈夫でしょ、」
「きょも、今どこが1番辛い？？」
大我「………頭、痛い…っ、」
「冷えピタ貼ろっか！」
大我「………ん、」
きょもは相当顔が真っ赤になってたから、こりゃまずいと思って、買ってきた冷えピタをきょものおでこに貼り、様子を見ることに。
きょもの目の下にはくっきり涙のあとがあった。
俺、なんてこと言っちゃったんだろう……
苦しそうに眠るきょもの顔を見て、胸が締め付けられた。
早く良くなれよ……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：炊き込みご飯 | 作成日時：2020年5月24日 1時
