隣のクラスの森本くん

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「ジェスが元気ないと怖いよ」

「誰のせいだよ！！！」





「ってかA、この前俺たちのこと振ったでしょ！」

「え？」

「食堂！！」


「あ、あぁ、昨日ね」


「俺たちより森田先輩？」

それはきついよ、俺たち何年目の仲だよ！！！
ってジェス



「…いいじゃん別に」

「うわ、逆ギレだ」

「いや、逆ギレじゃないよこれは」

「い〜や、逆ギレだよ！怒りたいのはこっちだよ！」

「…、なんで」

「A最近そっけないもん」

「なに、かまちょなの？」

「そう言うことじゃなくて！！」

「なに？」



ジェスもイライラしてるからわたしも負け地とへんなプライドでイライラしちゃう



「なんかあったなら話聞くから！言ってよ！」

「だからなんもないって」

「い〜や！あるね、絶対」

大我には言ってるらしいじゃんってジェス




なんかムカついてきたから喧嘩腰になってくるわたしたち


「大我に聞いてもなんも教えてくれないし」

あ、きょも偉い


「…、聞いてどうしたいの？」

「それはもちろん助けるよ」

「うん、気持ちだけ受け取っておくね」

本当になんもないからって言って話を終わらせようとしたら




「なに、大我に言えて俺には言えないの？」

「…、そう言うことじゃないじゃん」





「じゃあなに？」

ってジェス



なに、今日めちゃくちゃ面倒なんだけどジェス

「…、じゃあジェスはわたしになんでも相談できる？」

「できるに決まってんじゃん」

「…。」



「友達だもん、なんなら友達以上なのに。

でもAはそう思ってないみたいだね」


「別にそんなこと言ってないじゃん」



「じゃあなんなの？」

「なんでそんなに怒ってるの？」

「だってAが全然頼ってくれないからじゃん」

「いや、だから…」

「いいよ別に。もう知らないから。」

って、反対方向に歩き出したジェス

「…、意味わかんない。」



なんなの？今日のジェス




放っておいてわたしは普通に帰った









家についても、なんだかムカムカしてケーキ3つも食べちゃった。







お風呂に入ってぼーっとしてたら


「…、なんであんなに苛ついてたんだろう」
　

そんなに喧嘩する内容かな、あれってジェスに申し訳なくなってきちゃった。




「明日謝ろう。」



そうきめて眠りについて、いざ学校に着くと





「…、あからさまじゃん。」

下駄箱で靴を履き替えてたわたしを華麗にスルーして教室へ向かうジェス

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