隣のクラスの森本くん

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早く保健室行こうって、



「おんぶしてあげる」

ってきょも




「大我より俺の方が安定感あるよ」

ってジェス






「ジェスは高いからきょもでいい？」

「…、傷つくな、それ」





恥ずかしいよりも、気持ち悪さが勝って、躊躇なくきょもの背中に乗る







「女の子の日って、辛い？」

「ここまで気持ち悪くなったことない」

「やっぱ気持ち悪くなるのか」

「怠くなる、身体が」

「女の子は大変だ」


みたいな話をしながら保健室に到着









「薬、市販のだけど飲んでみて」

って保健の先生に言われて飲む





「ちょっと休もっか」

って言葉に甘えてべットを借りることに







「じゃあね、A」

「なんかあったら連絡してね」

ってジェスときょもが戻って行った








横になると楽だな〜って思ってたらいつの間にか眠ってたみたい









次に目を覚ましたのは




3限の終わり頃









「先生、だいぶ楽になりました」

「そう？まだ寝てていいよ」

「いや、平気です」

「そ？京本くんが着替え持ってきてくれたから、そこで着替えていいよ」

って先生









カーテン閉めて、着替えてたら





「無理かもって思った時は遅いかもね、無理そうだな〜、やめておこうってくらいで、保健室きてね」

って先生、めっちゃ優しい









・









・









教室に戻ると



「あ、平気？」

ってきょも

「ほら、俺は心配したのに！」

ってじゅったん

「顔色良くなったね」

ってジェス






「ありがと」

「いえいえ、house、house」







4限は自習だったから、英単語適当に覚えてた。








昼休みに、

「食堂いく？」

って那月



「うん、お腹すいた」

「生理前とか食欲やばくない？」

「やばい、チョコとか食べちゃう」

「わかるわかる」

って女の子だからわかる話で盛り上がってたらいつもより遅くなっちゃった









「やばい、今日激混み」

って那月






「今日は無理そうだね」

って食堂を見渡すと





「…、おい、あいつら女の子と食ってんじゃん」


ってドスの効いた声の那月





「…。」

あれ、いつもあそこ空けておいてくれるのに。









「あとで松村、しばく」

って那月と話してたら









「あ、A」

「あ、Aちゃん」


「あ」


「あ、座る？」

「え、いいの？」

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