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「えぇ、わたし3日も悩んでたのに」
「俺の電話を無視するほど悩んでたもんな」
「でた、嫌味」
そうしてわたしの家の前に着く
「ありがと、おやすみ」
「あのさ」
「ん？」
「受験勉強でなかなか会えないと思うけど、電話ならいつでもかけてこいよ」
って京本くん
「俺からはかけないから」
「え、やだよ、京本くん忙しかったら悪いじゃん」
「お前の電話に出る暇はある」
「もし出れなくても、折り返ししねぇから」
「え」
「お前が今まで俺にしてきたこと、やり返す」
そういって笑う京本くん
「悪魔だ。」
「は？」
そう言って結構強めのグーパンくらう
「じゃあな」
わたしの頭ポンポンっていうかぐしゃぐしゃにして帰っていった京本くん
次の日からは、今までしていたLINEも、なかなか返事が返ってこなくなったり、勇気出してかけた電話も出なかったり。
しかも本当に折り返しないから、今まで京本くんごめんねって思った
気づけば新学期も始まって、わたしはまだ夢が決まってないからとりあえず大学行けるように勉強してるって感じ
ティラノがいない学校生活には慣れてしまった。
なんの輝きもなく勉強して歌って寝て起きての繰り返しの毎日。
だけど、１ついいことがあった。
@hirano_sho
カリフォルニアディズニーランドの写真に
#チュロスは日本の方が美味しい
#去年の９月に行ったんだ〜
#元気かな〜
ってストーリー
あの時わたしがティラノにメンションつけたストーリーには、しっかりと、ストーリー見た人の中にティラノの名前があって
ティラノからリアクションが届いた。
メッセージのやり取りこそないものの、たまにわたしを連想させるストーリーをあげるから、わたしもリアクションを送る。
ティラノは結構ダンサー界の中では有名になってきて、アーティストのライブのバックダンサーとかにも選ばれてるみたい
わたしも負けてられないって、歌と勉強に力を入れる
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晴 - めちゃめちゃ良かったです所々涙してました。いちごミルクにつられてます (2023年4月25日 22時) (
レス) @page42 id: 6e74d30808 (このIDを非表示/違反報告)
1004jhonly(プロフ) - 凄いです、、夜中4時まで一気読みしちゃいました、、 (2021年5月5日 2時) (レス) id: 9f81d7b8f3 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 一気に読んでしまいました｡とても面白くて涙腺崩壊しながらも読み続けてました。小説でこんなに泣いたのは始めてです。素敵な作品をありがとうございます！ (2021年1月17日 2時) (レス) id: f8b80cce37 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました。 (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 夢中になり一気に読了しました。学生生活特有の恋のむずがゆさ、切なさ、そういったものに久しぶりに触れて昔に戻ったような気持ちになりました。そしてお話の中の京本くんに本当に恋したかのような気持ち…後遺症でプロローグ聞いたりいちごミルク飲んだりしてます。w (2020年7月31日 7時) (レス) id: 59109f0c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年5月9日 19時
