私の声、君の歌声-4-

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次の日からは理沙子と初売り行ったり、あずと3人で食べ放題とかお泊まりとか、

とにかく色んなことをした





そして今日は2回目のお泊まり

あずと理沙子がきて、夜までひたすら喋ってた




でもなんだか小腹が空いたから、近くのコンビニへパジャマにコートを羽織ったダサダサスタイルで向かう



「この格好バレたらやばいね」

「ね、人生の汚点だわ」

って警戒する2人



「会わないよきっと」

そういってコンビニのアイスコーナーで悩んでたら




「え、Aじゃん」

「げ、たろちゃん」

げってなんだよ！って肩パン

遠くの方では理沙子の叫び声が聞こえる、多分たろちゃん1人じゃないなって察する



「Aいっつもコンビニくるときパジャマじゃん」

「だれにも会わないと思ったから」

「残念、森本と会っちゃいましたね」

「たろちゃん1人？」

「ううん、みんな」

「うわ地獄だ、たろちゃん隠してわたしのこと」

「いや俺らもゆーてパジャマに近いよ」

「あ、ほんとだ、同レベ」



わりとたろちゃんもなかなかの格好だったから安心


俺のおすすめのアイスはね〜ってたろちゃんに教えてもらってたら




「A〜寒い〜」

って後ろから抱きついてくるじゅったん

抱きつくっていうか、わたしのことをカイロにしてくる



今まではこんなことされたら恥ずかしかったけど、ニューヨークいったもん。こんなの慣れっこ。



じゅったんをスルーしてたろちゃんとアイスを選ぶ




「もうスイカはさすが売ってないな」

「ね、あれ美味しかったのに」

「34%ね」

「うん、美味しいの、34%だもん。」




「あ、ってかA誰と来てんの？1人？」

「あずと理沙子」

「え、泊まり？」

「うん、わたしの家で」

「女子会ね」

「たろちゃんたちは？」

「俺らはきょもんち」

「泊まりなの？こんなに人数多いのに」

「きょもんちでけぇの、このあと人狼」

「うわ、人狼懐かしい」


って話してたら


「え、一緒にやろ」

ってわたしに抱きつきながらいうじゅったん



「じゅったん人狼っぽい、処刑」

「あ、言葉の暴力」

暴力はんた〜いって腕の力強くするから抱きついてるっていうか締められてる



「じゅったん苦しい！」


って反抗してたら





「樹、離れろ」


って京本くん。パッと引き剥がされて自由の身になる


「さ〜む〜い〜」

って今度は京本くんに抱きつくじゅったん

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