私の声、君の歌声

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「A、放課後あのパンケーキカフェね」

「またいくの？」

「いくからね、今日、絶対！」


って意気込んでる理沙子


「え、おれもパンケーキ食べたい」

「じゃあ優吾もね」


ってなって、3人でいくことになった









1日をなんとなく過ごして、あっという間に放課後になった


2時には学校終わったんだけど、まだお腹が空いてないから少し学校で喋って時間を潰してから


4時30分くらいにカフェに向かった





カランコロンって入り口のドアが開いて


「いらっしゃ………、あそこ」

「おい、きょも、客だぞ仮にも」

「お、大我久しぶり」

「あ、インフルのコーチ久しぶり」


あ、ここの2人も仲がいいんだなって新しい発見





「お、やっと来たか」




ってニコニコのひーくん登場

まってたよ、な？きょも〜って、肩をツンツンしてるひーくん

ほんとに、感謝しろよって反対の肩をツンツンする理沙子






「あぁもうお前らうるさい、席、あっち」





早くいけよって頭ガシガシしてキッチンに消えてった京本くん




「よしいこう、じゃ、あとでね照」

「じゃ、岩本くんあとでね〜」

「おう、あとでな！」



って席に向かう2人、そしたらひーくんが



「あとでね、Aちゃん」

ってまたニコニコ笑うんだ


あとでね？ってどういうことだろうって思ったけど、理沙子に呼ばれたからとりあえず席に向かう



席について、この前より大きめの席に案内されてソファーの席だったから嬉しかった


理沙子とコーチが隣で座ってるから、わたしだけ一人で3人がけのソファ使ってて申し訳なくなったから


「荷物こっちに置く？」


って聞いたんだけど、


「ううん、平気」


って床に置いたから、なんでだろうとは思ったけど、メニュー決め始めた2人に慌ててわたしもメニューに目を通す



でもやっぱりいちごに惹かれるな〜とか思ってたら


どこからか流れてくる5時を知らせるチャイムが聞こえてきた



「あ、5時だね」

「ね、5時だね」

ってニコニコしてる2人


なんかさっきから話についていけないなって感じてる



「あ、照〜！」


ってひーくん呼ぶ理沙子、やばいやばいメニューまだ決めてないって焦ってたら


「なんでもいいよ」

「あ、そ？おっけ」



ってキッチンに消えてくひーくん



たしかにおすすめもいいかもしれないってメニュー片付けてパンケーキ待ってた

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