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「そういえば、Aのそういう、恋愛の話聞いたことないわ」
「うん、あんまりしない」
「え、そもそも彼氏はいないよね？」
「いや、いないよ普通に、コーチそこから？」
「いや、確認だよ確認」
「なになに、恋バナ？俺も入れてよ」
って今来たほっくんが、椅子を後ろ向きに座って私たちの会話に入ってきた
「ほっくんおはよ〜」
「おはよ」
「恋バナっていうか、うん」
「Aって彼氏いてもおかしくないよね」
「え」
「うん、ふつうにいそう」
「えぇ」
「あれだよ、話しかけづらいんだよ」
「なんかね、それ最近よく言われるんだ」
「なんて？」
「ずっと話してみたかったんだよね〜とか、結構な人に言われたよ、あべべとかしょっぴーとか」
「ほら、俺たちはさ、小学校から一緒じゃん」
「まぁ確かに。高校で初めて会ったらAに話しかけづらいかも」
「え、そんなに？」
「だって理沙子が番犬のようにAのこと見張ってんじゃん」
「え、理沙子の問題？！」
「いやぁ、理沙子のパトロールはすごいよね」
「でも理沙子も美人だし、結構サバサバしてるからちょっと話しかけるのに勇気いるかもね」
「確かに」
「だから、ただでさえ美人でクールな理沙子に話しかけに行くのに勇気がいるのに、そんな理沙子に守られてる可愛いくて極度の人見知りのAには、ね」
「なかなかいけねぇよ」
「な、おれら小学校から一緒で勝ち組だな」
「ほんとだよコーチ、勝ち組だおれら」
「ねぇ、可愛いくて極度の人見知りってネタでしょ」
はいはい、どーせ可愛いくないですよ〜っていじける
いや、ネタじゃねぇから！って慌てるコーチは置いておいて
「あ、ほっくんこの前３年生の美人な先輩に告白されたんでしょ？」
「あー、あの人ね」
「振ったんだっけ？」
「振ったよ」
「え、勿体な！！」
「だってよく知らないし、可愛いとも思ったことない」
「モテる奴は考えることが違うね、ってかコーチもじゃん」
「そーだよお前、4組の子に告白されてたじゃん」
「いやよく知らない子だからお断りしたよ」
「なんか2人ともすごいね、モテる」
「そんなことねぇって」
「いや、北斗、その割には顔がにやけてんぞ」
ってほっくんの顔見たら確かにニヤけてる
その後も誰と誰が付き合ってるとか、そう言うことで割と盛り上がった
「恋バナって楽しいね」
そう思った
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Ami(プロフ) - このお話すごく好きで初めて読んだ時色んな感情になって読むのがすごく楽しかったです！！今回で読むのは3回目か4回目なんですが、せっかくなので感想書かせてもらいました！本当に好きなのでこれからもリピートさせていただきます！ (2021年5月4日 1時) (
レス) id: 74782c645d (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - お話楽しく読ませていただいてます！ただ、所々名前変更がされないところがあるので修正お願い致します! (2020年4月23日 5時) (レス) id: e3ff0f397d (このIDを非表示/違反報告)
yuyuna(プロフ) - ゆずさん» すみません、よろしくお願いします。ストーリーすごく面白いので楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年4月20日 13時) (レス) id: 32bafa01fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - まゆまゆさん» すみません（ ; ; ）修正しました！ご指摘ありがとうございます！ (2020年4月20日 13時) (レス) id: 17cc7cb245 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - 名前の変換ができません( ＴДＴ) (2020年4月20日 12時) (レス) id: 6219b3f04a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず
| 作成日時：2020年4月17日 23時
