私の声、君の歌声＋α

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「ねぇごめんね」

って平謝りの前のデスクの永瀬




「…、許さねぇ」







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あの後、部長にも聞かれるわ女性の社員さんにも聞かれるわ

なんなら営業じゃない部署の人まで聞きつけて始業前にやってくるわで

てんやわんやの営業課




「なんてプロポーズしたの？」

「顔見せて！」

「いつから付き合ってたの？」

「お前ズリィぞ！」


って、質問攻め


「京本の携帯の待ち受け、彼女さんですよ」

って永瀬がいうものだから、あっという間にAの存在と顔が知れ渡った営業課。





朝の朝礼でも

「結婚式呼んでくれよな」

って部長が言うからまた盛り上がる営業課








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定時の5分前に


「誰か今日締め切りの急ぎの仕事あるやついるかー？」

って部長



「いないなら、京本の祝いの打ち上げ行くぞ！」


って大盛り上がりの部長


「まじっすか！いきます！」

ってノリノリの永瀬と他の営業部員


「俺の奢り！ついてこい！」



って強制的に引っ張られて、少し洒落た居酒屋へ



予約してたものですって部長がいうと、

「部長、仕事急いで終わらせて予約できる場所探してたんだよ」って耳打ちしてくる永瀬







「はい、乾杯ー！！」

乾杯〜ってみんなが俺のところにきて乾杯してくれる



「幸せ分けてー」

ってお局さん

「京本！結婚式呼べよな！」

って部長




「もちろん、来てくださいね」

永「いつ？」

「再来月あたり？まだ言ってないけど」

部「式場とれたの？」

「知り合いがそういう仕事しててなんとか」

部「はっは〜ん、お前いいなぁー」

「部長も奥さんいらっしゃるじゃないですか」

部「いやぁ〜もう初々しさはないな」

永「いいなぁ〜おれも結婚したい〜」

「彼女いなかったっけ？」

永「仕事優先してたら泣きつかれて、悪いけどふった」

「へー」

永「営業は仕事優先になるじゃないですか！理解のある彼女が欲しいです」

部「京本の彼女さんは理解あるの？」

「…、仕事してる俺が好きって言ってたらしいです」




「「「「「ふぅ〜」」」」」


って、3人でこじんまりと話してたつもりが、いつの間にか声が大きくなって個室全体に聞こえてたらしい




永「はぁ〜いいなー！京本！！」



その後は、日頃の仕事の愚痴とか無礼講の許可でたから上司に直して欲しいところとか言い合って

先輩後輩逆転ゲームとかで大盛り上がり

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