笑顔の破壊力。【京本大我】

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「ラッキーだったねほんと」



『ほんとだね、』






私達が行ったカフェはいつもは凄く並ぶところ



だけど何故か今日はすごく空いてて




私達はすぐお店に入ることが出来た。







「じゃ、頼むの最初に決めちゃお！


俺は食べたいのもう決まってるけど、」





Aちゃん何にするー？と京本くんが言う。







こういうのってすごい悩んじゃうタイプなんだよね、





『うーん…2択、』




「どれとどれ？」





『この、季節のフルーツのやつと


生クリームたっぷりのやつ、迷ってるの』






「あ、俺 元々生クリームのやつ


食べたかったからさ、ちょっとあげるよ」





『え、いいの？』




「うん！でもかわりにAちゃんのもちょーだいね？」





『もちろん、いいよ！』






「じゃ決まり、店員さん呼ぶね〜」








そう言って、店員さんに注文をしてくれる。




優しい、









ん？ちょっとあげるって、どういう風に？？




いやいや、取り分ける的な意味だって。







私は一体何を考えてるんだ。






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