神無月 郁ー大事にしたいって思ってるよ ページ37
郁:「ふぅ……」
ココアをテーブルに置く。
A:「あ、あーTシャツありがとね？」
郁:「あぁ！うん！」
外から聞こえる雨の音。窓から外をみるA。郁は座りココアを飲む。
A:「雨、スゴいね。快晴だったのに」
郁:「本当。あ、ねぇA」
名前を呼ばれ顔だけ振り向く。
A:「ん？」
郁は立ち上がりAの方へ来る。
郁:「さっき雨のせいで言えなかったんだけど……今回の大会が終わったら……
デート、しようね」
A:「えっ……デ……、優勝祝い兼ねてね？」
郁:「え……あははっ、じゃあ頑張らないと！」
A:「うん！」
また外を眺める。
A:「私そろそ……」
帰ろうかな、言おうとした。
だが、ふわりお腹辺りを後ろから郁の腕に抱きしめられた。
郁:「もうちょっと居れない……？」
居れる、と２回首を縦にふる。
郁:「良かった。練習だけじゃあ……ね」
A:「そ、そだね……」
郁の行動が不意すぎて挙動不審になる。
郁:「どこ行きたい？」
A:「え……どこでも？」
郁:「ははっ、Aらしいなぁ。ゆっくり決めようか」
A:「うん」
郁:「……Aドキドキしてる？」
A:「え！？」
郁:「だって、熱くなってるから」
と、顔を覗かれ、ｸﾙﾘ向き合わされた。
郁:「真っ赤……」
A:「見るの禁止っ！」
顔の前で手をふる。
郁:「駄目だよA。
……俺といるからドキドキしてくれてるんだよね」
益々赤くなるのは肯定のシルシ。
ゆっくり背中に手がまわされ、抱きしめられる。
郁:「もぉ〜〜どうしたらいいのか分からなくなってきた〜〜……」
ｷﾞｭｰｯと力が入る。
だが、一度手はまわされたまま離れる。
郁:「……俺、今まで付き合ったことないから、すごいリードとか難しいけど、
彼氏として……Aのこと大事にしたいって思ってるよ」
A:「……う、ん。私も」
郁:「うん……」
髪が耳にかけられ、手が添えられる。
温かい手に安心感をおぼえるが、ドキドキの方が何倍も上回る。
郁:「いい……？」
ゆっくり首を縦にふる。
郁:「……A＿＿」
雨の音が聞こえる部屋で、
二人の距離はゼロになった＿＿。
郁:「雨やむまで一緒に居よ……」
June★水無月 涙→←神無月 郁ーダメダメダメ駄目ですっ！
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えむ★ - はい、むりむりです。 (2016年11月29日 17時) (
レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - えむ★さん» でも「むりむり」になってましたよ(・・?もしかして「むりむり」で合ってましたかだとしたらスミマセン<m(__)m> (2016年11月27日 4時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - LINEの枠は確認しました (2016年11月26日 20時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - 蛍姫さん» なってませんでしたが(*_*; (2016年11月26日 20時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - えむ★さん» 神無月 郁ーダメダメダメ駄目ですっ！の「えりかの背中を押しむりやり部屋にいれ」が「えりかの背中を押しむりむり部屋にいれ」になってますよ？ (2016年11月26日 1時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ★ | 作成日時：2016年10月9日 17時
