神無月 郁ーデ ページ33
快晴
とある寮近くの広場、手にはストップウォッチ。
見つめている方角から走る待ち人きたる。
郁:「……ﾊｧｯ、ﾊｧｯ……。タイムはｯ」
A:「……さっきより0、1」
郁:「ﾊｧ……ﾊｧｯ、0、1？」
A:「速かった！」
郁:「おぉ！」
A:「休憩する？」
郁:「……だね！ちょっとしようかな」
タオルを肩にかけ、ベンチに腰かける郁。
A:「はいどーぞ」
座っている郁にスポーツドリンクを差し出し、郁が受けとると、すぐに飲みだす。
郁:「ありがとう、A」
A:「いえいえ♪」
郁の隣に腰かる。
郁:「ふぅ……」
A:「大会近いと大変なんだね」
郁:「うん。でも好きだからできる！」
A:「郁くんっぽい」
郁:「そう、かな？
……というか、なんかごめん」
A:「なにが？」
郁:「いや……その……」
うまく言いたいことが纏まらない郁。
郁:「……俺とAがつ、付き合いだしてから、仕事とか大会とかあって、あまり時間とれなくて……なんていうか、デ……」
A:「……デ？」
郁:「デ……ートとか、恋人らしいことなにもしてあげられてなくて……。
今だって、ストップウォッチ係りやれせちゃって練習付き合ってもらってるし……」
珍しく、下を向いて話す郁。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 657人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えむ★ - はい、むりむりです。 (2016年11月29日 17時) (
レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - えむ★さん» でも「むりむり」になってましたよ(・・?もしかして「むりむり」で合ってましたかだとしたらスミマセン<m(__)m> (2016年11月27日 4時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - LINEの枠は確認しました (2016年11月26日 20時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - 蛍姫さん» なってませんでしたが(*_*; (2016年11月26日 20時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - えむ★さん» 神無月 郁ーダメダメダメ駄目ですっ！の「えりかの背中を押しむりやり部屋にいれ」が「えりかの背中を押しむりむり部屋にいれ」になってますよ？ (2016年11月26日 1時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむ★ | 作成日時：2016年10月9日 17時
