如月 恋ー諸事情ってやつですよ ページ18
恋の用件とは買い物に付き合ってほしい、とのことだった。
たくさんの店をまわり、恋の手にはお洒落な紙袋が3つ。
A:「持たなくて平気？」
恋:「全然よゆ〜♪
あ、だけどちょっと休憩したいから……あそこの公園にいこう！」
公園に向かい、ベンチに腰かけた。
公園には、子供たちがサッカーをしたり、砂場で遊んでいる楽しそうな声が響く。
恋:「ふぃ〜」
A:「今日オフだったんだよね？」
恋:「だよ？ライヴ終わりでメンバー皆」
A:「……じゃなんで私？駆くんとかさ？」
(朝早く起こされたし！)
恋:「それは？恋くん的な？諸事情ってやつですよ」
眼鏡をくいっとする恋。
A:「なんじゃそれ……」
恋:「んまぁ、Aじゃなきゃ駄目だったってこと！」
勢いよくベンチから立つ恋。
A:「……そ、そう」
恋:「照れいただきましたっと♪」
後ろに手を組み、いたずらっ子のように笑い、軽くウィンクする恋。
A:「な〜にが照れいただきま……！？」
瞬間、恋に腕をつかまれ、自動的に立ち上がり……体は恋の方へ。
至近距離の見つめあいになる。
A:「ちょ……！？」
恋:「A」
声のトーンがいつもより低くなった。それに少々驚きを隠せない。
恋:「真面目に言うから聞い……？」
恋が下を向いた。
A:「え？」
Aも下を見ると……
男の子:「お兄ちゃんあれ取って……」
男の子がいた。
恋:「あれって？」
Aの腕を掴みっぱなしで、首だけを向け男の子に問う。
男の子:「ボール……あの木の上にいっちゃったの」
悲しそうな表情をする男の子。
A:「恋くん」
恋は名前を呼ばれAを見て、分かってる分かってると言って、しゃがんだ。そして男の子の頭に手をおき……
恋:「よーし！このお兄ちゃんが取ってあげよう〜☆」
男の子:「本当！ありがとう！」
きらきらとした表情に変わる男の子。
木の方へ向かう二人を見送ろうとしたら
恋:「Aも行くの！」
と、手を引かれ一緒に木に向かった。
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えむ★ - はい、むりむりです。 (2016年11月29日 17時) (
レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - えむ★さん» でも「むりむり」になってましたよ(・・?もしかして「むりむり」で合ってましたかだとしたらスミマセン<m(__)m> (2016年11月27日 4時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - LINEの枠は確認しました (2016年11月26日 20時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
えむ★ - 蛍姫さん» なってませんでしたが(*_*; (2016年11月26日 20時) (レス) id: 35ae39b3a9 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - えむ★さん» 神無月 郁ーダメダメダメ駄目ですっ！の「えりかの背中を押しむりやり部屋にいれ」が「えりかの背中を押しむりむり部屋にいれ」になってますよ？ (2016年11月26日 1時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ★ | 作成日時：2016年10月9日 17時
