興味なかった １１

興味ーﾊｧ……ﾊｧ！任せてｯ！ ページ34

　
　
真っ直ぐ、真っ直ぐ走る３人。


やがて外に出ると……


涙:「あれっ」

A:「ハァ……え？」


涙が見つめる先には、立派な黒い車が一台。


A:「え、もしかしてっ……あれ？」


涙:「……うん」


A:「でも車走ってる……走ってる！？

追いかけないと！社長ーさん！？」


なにも持たないA、とりあえず車にむかって走る。


郁:「涙、貸して！」

涙:「え……」


涙から書類が入った封筒を受け取り、走り出す郁。


その少し前には……


A:「社長さーん！」


と叫ぶA。

だが、次第に郁はAとの距離を縮めていく。


涙:「いっくんっ……さすが、陸上部ｯ。

でもｯ、なんでAもあんなｯ……走れるの……？」


涙は体力切れのようだ。



A:「ﾊｧｯ……社長さっ……おわ！？」


真横を通過した郁。


通過する際に……




郁:「ﾊｧ……ﾊｧ！任せてｯ！」


なんともたくましい郁の走りだ。

力をふりしぼり、ダッシュする郁。



追い付けばっ！という郁にたいし、

叫べばっ！というA。まだ叫びながら走る。



A:「しゃっ……ちょーさーん"っ……！」





…




なんかいっくんかっけー……


どうですか！(笑)

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