興味なかった １１

興味ーおだまり ページ3

　
A:「ところで、新さんはやることを終えてきた感じですか？」

新:「まぁな〜。Aが暇かと可哀想だかと思ってな」


A:「ありがとうです……」

新:「おー。で、陽とは何してた？」

A:「なんか写メ見せられました……しかも寝てたやつ！」

新:「写メ……写メで思い出した」


ポッケから携帯を取り出す新。


新:「確か〜……お、発見」

A:「なんです？」


新の隣に座り、携帯を覗く。


A:「……なっ！？新さんまで何してんですか！！」

新:「いやぁ、ついなつい。好奇心っていうのが人間にはあるんだぞ」

A:「それはわかりますけど別です……消しといてください」

新:「まだダメだな」

A:「なんでです！？」

新:「これをな葵に見せようと……」

A:「それこそダメですよ！」




(ｶﾞﾁｬ


葵:「あ、新」

新:「おーナイスタイミング葵」


葵:「ナイスタイミング？」

A:「あ、あぁ〜ー！」


急いで立ち上がった。


A:「ダメです！葵さん今この部屋に踏み込んじゃダメです！」


葵:「……え？」

新:「そう言うなよA」

葵:「なに？どういう……なにか吹き込んだの？新」


新:「違う。これを見ろ葵」


携帯を葵にパスする。


A:「やめっ……！」


新に顔面つかまれた。


新:「おだまり」


新の携帯をキャッチした葵は、画面を見る。


ちょっとと騒ぐAをよそに、新は葵に感想を求める。


新:「どうだ？葵」

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